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カテゴリ:普通の日記
いつものように仕事で売り場に立っていると まだ小さい小さい生まれたてほやほやの赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいました。 赤ちゃんのお兄ちゃんと思しき3才ぐらいのボクも連れていましたので 生まれたて赤ちゃんを抱いてのお買い物というのも難なくこなしている様子でしたが お母さんはどうも気に入ったチュニックがあるみたいなんだけど 赤ちゃんを抱いたままでは試着出来そうにない・・・といった様子で チュニックをハンガーに掛けようとしていました。
気がついたらわたし声かけていました。 いつものように「どうぞご試着してください」じゃなくて 「赤ちゃん抱っこさせていただきましょうか?」って。
ほんとのことを言うと赤ちゃんを抱っこしたくてしたくてたまらなかったんです。 お母さんは少しびっくりした様子でしたが うれしそうな顔をして赤ちゃんを抱っこさせてくれて チュニックをもってお兄ちゃんと試着室に入っていきました。
赤ちゃんの息づかい おっぱいのにおい もみじみたいな小さい手
なつかし~~く「ああ、こんなんだったなぁ」と思い出していました。 あの頃はただ元気で大きくなってくれたらそれでいいと思っていたのに いつのまにかアレもコレもといろんなことを望みすぎている私。
今日は家に帰っても決して息子を叱るまい、と固く心に決めて帰宅したのですが 試験中というのにゲームに興じている息子くん。
あの赤ちゃんの顔を一生懸命思い出して 怒鳴らずに「明日の勉強しときよ」と言えました。
あの赤ちゃん、 今日はわたしを 少しやさしいおかあさんにもどしてくれてありがとね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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