SING LIKE TALKINGライブ@大阪・裏話
大変お待たせしました。8月24日、大阪・オリックス劇場にて行われた、SING LIKE TALKINGのライブレポートをアップしましたので、こちらをご覧ください。
レポートの続きとして、こちらでは、今回のMCで語られた話を2つ紹介します。
<横山たかしさんとの縁>
「すまんのぉ~」などのギャグでお馴染みの関西のベテラン漫才コンビ、横山たかし・ひろしの横山たかしさんが、今年6月 1日にお亡くなりになりました。
たかしさんと竹善さんには、ちょっとした縁がありまして。関西のラジオ番組か何かで、竹善さんが横山たかしさんと顔がそっくりであると話題になり、その話が巡り巡って、たかし・ひろしご両人の所属事務所である松竹芸能の関係者にも伝わりまして、たかしさんご本人が、SING LIKE TALKINGのライブのステージに、サプライズでお越しになったそうです(SING LIKE TALKINGが『Togetherness』ツアーで大阪に来ていた時)。
で、たかしさんのお馴染みのギャグである「すまんのぉ~(赤いハンカチを口でくわえながら言う)」をたかしさん&竹善さんの2ショットで披露し、大いに盛り上がったそうです。
その後、竹善さんは、たかしさんが実際に舞台で着ていた金ピカスーツをもらったとの事です。
<ヒロ寺平さんとSING LIKE TALKING>
関西のラジオ界の重鎮・ヒロTことヒロ寺平さんが、今月9月いっぱいで引退される事を発表されましたが、今回、アンコールで『Spirit Of Love』を演奏する際、竹善さんが、
“この曲を、ヒロTさんに捧げます”
と、仰っていました。なぜ、この曲なのかと言うと。
『Spirit Of Love』は、大阪・FM802においては、’96年3月のヘビーローテーションとして、802内で、1ヶ月間ずっと推してくれていました(SING LIKE TALKINGとしては、ヘビロに選ばれたのは2回目)。
その時もそうでしたし、ヒロTさんは、SING LIKE TALKINGのデビューの頃からずっと応援して頂いておりました。
『Spirit Of Love』がヘビロに選ばれた頃から、ヒロTさんが当時担当していた「OSAKAN HOT 100」(注)と言うチャート番組で、この曲の順位が驚異的に上がっていき、最終的には5週連続で1位を獲得し、(同番組の)’96年上半期チャート1位、年間チャート2位を獲得しました。自分の番組とはいえ、SING LIKE TALKINGが、初めて音楽ランキングで1位を取った事を、ヒロTさんが、自分の事のように喜んでくれました。
『Spirit Of Love』は、関西でSING LIKE TALKINGの知名度を上げてくれた曲。デビューの頃からのご縁もあって、今回のヒロTさんの引退発表を聞いた竹善さんの感謝もあったんだと思います。
大阪公演の翌週の週明けにあった、ヒロTさんの朝の生放送番組で、この公演に行かれた方からのお便りが多数来ており、『Spirit Of Love』のリクエストと共に、竹善さんの言葉をヒロTさんにお伝えすると、
“竹善、ホンマにありがとう!”
と、感謝を述べた後、リクエスト曲がOAされました。
と言うわけで、関西ならではの話を2つご紹介しました。
今回のメニューは、何度もライブに行っているのに、CDでしか聞いたことがない初期の作品が入っていて、ちょっとばかし、学生時代に戻りました。
上記で紹介した、横山たかしさんとヒロTさんの話は興味深く聞かせていただきました。
毎回、内容に満足して帰るんですが、今回は、いつもとはちょっと違って、かなりほっこりした気持ちになりました。
今回の席は、1F 6列35番でした。
前から6列目で、ちょうどど真ん中。直線距離で、竹善さんの前の席でした。
以上、SING LIKE TALKINGのライブレポート裏話でした。
(注)「OSAKAN HOT 100」は、FM802の開局当初からあるチャート番組。
ヒロTさんが担当していた頃は、802でのOA回数・リクエスト・関西の主なCD店の売り上げの3つのDATAの総合チャートで、必ず100曲をカウントダウンします。