テーマ:日本の歴史(53)
カテゴリ:古事記
今日も イザナギ・イザナミのお話です。 イザナミは火の神様になる子(火之迦具土)を産んだ時、炎に包まれ亡くなってしまいました。 夫のイザナギは嘆き悲しみ、イザナミを黄泉の国に迎えに行くことにしました。 黄泉の国でイザナギはイザナミを呼びました。 「イザナギ~、帰ってきてくれ~」 イザナミは答えました。 「迎えに来てくれたの嬉しい。でも、黄泉の国の食事をしてしまったから帰れないわ。お化粧するから、ちょっと待っててね。」 待ちきれないイザナギは 櫛の歯に火を着けイザナミの顔を観てしまいました。 朽ちて崩れたイザナミの顔をみてびっくり。「お前はイザナギじゃない。バケモノだぁ!」 そう言って逃げてしまいました。 逃げる途中、追手の黄泉の国の者達に 髪飾りを投げました。 髪飾りはぶどうになり、ぶどうを食べている間に逃げました。 櫛を投げると筍になり、筍を食べているに逃げました。 地上に出たところに 桃の木があり、桃の実を投げると 黄泉の国の者達は退散しました。 そして、黄泉の国の入り口に大きな石で蓋をしてしまいました。 イザナミは「悔しい!お前の国の人間どもを 毎日1000人黄泉の国に連れてきてやる!」 イザナギは 「だったら地上では毎日1500人産んでやる!」 やっとの思いで、逃げてきたイザナギは 水に入りミソギをしました。 目を洗うと 左目から アマテラスが生まれ この本は大人の絵本という感じです。子供には向きませんが、わかりやすく絵も綺麗でした。 ちょっと古い本かもしれません。楽天で在庫のない本でした。
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