髪が汚いともてませんよね。
なのに 昔々は 西洋にも 日本にも 髪を洗う習慣は
ありませんでした。
日本は 米のとぎ汁 蕎麦やうどんのゆで汁
ヨーロッパでも シャンプー剤らしきものが できる前は
泥 水 どろ状のハーブ液 灰を入れてアルカリ性にした溶液
1828年出版の「身づくろいのオムニバス」は
卵の黄身をコップ半分のお湯で 溶いたもので
2か月に一度くらい洗いましょう。と勧めていたそうです。
それでも 人々は 年に3・4回ほどが一般的で 髪を洗うと
頭や耳や歯の病気になる と信じられていました。
ブラシや櫛でブラッシングすれば フケやシラミは取れます。
と言った 貴族階級の医者もいたそうです。
現代人は信じられないでしょう。
でもね、私も美容学校で フケ取り と言う 櫛づかいのテクニック
を 教えられました。
現代は教えないかもしれませんが。
あの、100年前じゃないですよ。
たった30年とちょっと前の話です。
日本人にシャンプー剤が 浸透したのは 昭和40年に発売され
た エメロンシャンプーです。
リンスが発売されたのが その5年後
お湯を張った洗面器に キャップ一杯のリンス剤を入れて
髪を浸す 使い方でした。
ごわごわした髪が 一瞬でスル~っとして 感動したのを覚えて
います。
それから、シャンプーもリンスも すごく良くなりました。
おおざっぱに分けると
一般的なシャンプーは 高級アルコール系
(界面活性剤は ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na など)
美容師が薦めるのが 天然アミノ酸系
(界面活性剤は ココイルメチルアラニンNa
ココイルサルコシンNaラウロイルメチルアラニンNaなど)
皮膚科の薦める 石鹸系
(界面活性剤は オレイン酸Na ラウレス‐3酢酸Naなど
ちゃんと石鹸系にも界面活性剤は 入っています)
でもね、そのシャンプーの界面活性剤 って悪者?と疑問を持っ
ている人、いますよね。
界面活性剤とは 油と水分をつなぐ物なんですが・・・
マヨネーズの卵にあたります。
無添加なんて言葉も 氾濫しています。
さて、何が良くて何が悪いんだ?
人それぞれの考え方もありますが、成分の見方を書きます。
シャンプー
多い順に書いてあるのが決まりです。
水 界面活性剤 色々な成分 最後の方に防腐剤
と言う順番に書いてあります。
無添加?と言う言葉は 2001年に厚生省によって定められた
アレルギーを起こした人のある成分102種類
旧表示指定成分102の成分が入っていないと言う物です。
全部が 悪者とは 思わないんだけどね。
旧表示指定成分102で検索すると出てきます。
(上手く貼れなくて なんで?)
▼旧表示指定成分一覧
(やっとできた)
有害な恐れのある物は それは入って無い方が 良いですよね。
天然成分も良いですね。
でも、植物や動物から作ったからと言っても 色々ありますよね。
なにしろ、トリカブトもウルシも天然植物だし・・・
正直、難しいです。
厚生省を 信じるしか・・・厚生省・・・問題だぁ・・・
暇な時 むしめがねで シャンプー剤の後ろを 見てみて。
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楽天ブログに参加する前に書いた物を引っ越ししています。
サイト閉鎖で書いた物が消えてしまうのは寂しい。真面目に本や、ネットで調べて書きました。