月の散歩

お家カラーする人多いですよね。

最近ドラックストアーも色々なカラー剤がありますよね。

ネットでも美容室御用達製品が出回っています。

美容師としては残念ですがお家カラーで失敗しないように　

参考にしてください。

おもに自分または、家族や知人が使用したものについて　

書きました。可愛いパッケージなので頭にもってきました。

ブリーチ剤　

過硫酸アンモニウムと過酸化水素を混ぜ、髪に付けると脱色します。
ジアミンは入っていません。

服に付くと色抜けと穴があきますのでくれぐれも注意してください。

過酸化水素の力で髪の内部の色素を分解して色を抜きます。

過酸化水素はオキシドールのスペシャル濃い(10倍くらい）物です。

かなりの刺激で肌の弱い人は絶対にやめた方が良いです。

小さな傷があったら　火を付けられたように痛いですよ。

色素は抜いても　代わりの物は入れないので普通のカラーより

傷むと、私は思っています。

三毛猫ちゃんになって美容室に駆け込む人も多いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　　　　　
ジアミン系　ヘアカラー　


          　アルカリ白髪染め　一般的なヘアカラーです。

１剤（ジアミン入り染料）と２剤（過酸化水素）を混ぜて染めます。

過酸化水素の力で髪のメラニン色素を漂白し、ジアミンの力で

染料を髪の内部に送りこみます。

シャンプーしても簡単に落ちる事はありません。

でも、髪の内部を入れ替えるようなものですから、当然傷みます。

裏ワザ　　トリートメント剤をティースプーン一杯薬剤に混ぜて染めると手触り良く仕上がります。
入れすぎると　染まりが悪くなります。
オイルをプラスするのも良いです。オリーブオイルを一滴混ぜて染めると艶良くしあがります。

髪の内部に入れた染料は　月日が経つと　少しずつ外に出てしま

います。すると、メラニン色素の抜けた中身の無い毛になり　

退色し、パサパサの　黄色がかった髪になってしまいます。
             　　　　

　
美容室のカラー剤

美容室のカラーもシステムは一緒です。

ただ、染まりやすさより、傷みの少ないように作られているので

艶や色持ちも良いです。

染料と共に良い成分も入れちゃおうか、と、トリートメント成分を

配合してあります。

こちらは弱アルカリに近く作られている製品です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ナチュラルハーブカラー

染料をハーブで作ってあります。

それの染料をジアミンの力で極力　内部に近い所まで持って行

きます。

でも、過酸化水素を使わず、水を使うので、黒髪は明るくなりませ

ん。　髪に無理が無いので、傷みも無いと思います。

わりと色持ち良いです。

でも、ジアミンアレルギーの人はだめですよ。

 ジアミンアレルギーのとは

ジアミンアレルギーでも使える白髪染めは　次に書きます。

文字が多すぎてエラーになってしまいました。