カテゴリ:古事記
日本初の夫婦喧嘩、イザナギ・イザナミ2を書いてから忘れていました。ここでも古事記の神話シリーズ 小出ししていましたっけね。 消えてしまうサイトで書いた物のコピーです。
まっしぐらに 天に向かって来たスサノオを アマテラスは 弟になめられてなるものか。 と、男の身なりで迎えました。完全に戦闘モードです。 「お姉ちゃーん。久し振り。怖い顔してどうしたの?」 「おまえ、この国を攻め取りに来たんだろ! そうはさせないぞ!」 「え~。なんで?そんなことないよ。お姉ちゃん、聞いて、聞いて。 僕、お母さんのところへ行くんだ。 お父さんが行ってもいいって言ったんだよ。 お姉ちゃんに知らせようと思ったんだよ。」 「本当か?スサノオ。信じていいのか?う~ん、 では、試してみようではないか。 子供の生み比べをして、姫を作ったなら清い心と信じよう。」 「そんなの無理だよ。僕、男だし、子供だよ。」 「スサノオよ。何を言っている。 おまえは立派な大人の格好をしているぞ。 それに、子供は、おまえの持つ 十拳の剣(トツカノツルギ)が生むのじゃ。剣を渡してくれるか。 私はこの勾玉から生んでみせる」 アマテラスはスサノオの剣を取ると 口に含み、 三つに折って水に投げました。 剣から、かわいい、三人の女神が生まれました。 アマテラスの勾玉からは五人の男神が生まれました。 「弟よ。疑って悪かった。ごめんね。仲直りしようね。良かったら家で一休みして行って。」 「良かった。お姉ちゃんともっと遊びたかったんだ。少し、泊って行ってもいいの?」 「いいよ。」 一先ず良かった。兄弟は 仲良くしなくては、ね。 (でも、大人になると 色々あるんですよね。・・・・・・) つづく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウイキペディアより 古事記では、化生した順に以下の三神としている。
この三社を総称して宗像三社と呼んでいる。
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