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June 5, 2010
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カテゴリ:子供の目の病気

息子は先天性の上斜筋麻痺だと診断され、5歳の時に手術をしたのですが
手術は早くした方が良いとのことでした。

上斜筋麻痺の子は、首を傾けているからです。
これにより、顔が左右非対称に成長するという説が学会で5:5の
割合で言われているのだと兵庫医大の先生がおっしゃっていました。
100%の結果ではないけど、そういう説があるのなら
害を取り除いてあげた方が良いとおっしゃっていました。

首を傾けるくせがついてしまうので、早めに手術をしてやる方が
元に戻りやすいとのことでした。

息子は手術後、格段に首がまっすぐになりましたが
やはり、5年間のくせがついているので
集中するとだんだん、首が傾く傾向にあります。

それから、上斜筋麻痺の人は自分で首を傾け、目を寄せて
物が二重に見えないようにして、物を見ているので
小さいときは、その能力も高いですが、大人になるにつれ
それがしにくくなるため、20歳くらいには
偏頭痛や極度の肩こりなどの弊害が出てきたり、
筋肉が麻痺して、萎えているため、突然プチっと切れたりしたら
眼球がくるっと回転してしまうのだそうです。

そうなると手術が格段に難しくなり、目の位置が
上手く手術で戻ったとしても、ある所を見たらちゃんと
普通に物が見えても、他の部分は二重に物が見えてしまうという
ことが起こるそうです。

そのため、上斜筋麻痺の子供は早く手術をする必要があると
先生からの説明を受けました。

上斜筋麻痺の手術の場合は、内斜視や外斜視の場合と違って
再手術になるリスクは少ないようです。





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Last updated  June 6, 2010 01:26:38 AM
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