テーマ:高校野球(3664)
カテゴリ:雑記
秋の神宮大会で優勝するとその地区から春のセンバツに出場できる高校が一校増える、というのが神宮枠のはずなのだが、またこの枠が消えた。さらに、神宮枠が消えた上に地区補欠校が希望枠の審査対象から外されている。神宮で優勝しなかったほうがこの地区から選抜大会に出場できる可能性が高かったのだ。どういうことなんだろう。 今回東海地区で起きた。 もともと東海地区2校、北信越地区2校でそれぞれの3位校のどちらか1校というのが、この地域の出場枠。さらに今回は秋の神宮大会で地区代表校が優勝したので、神宮枠が東海地区につく、と思えた。 ところが選考では、神宮枠を含めて東海地区から3校、北信越地区から3校を選んでいる。東海地区から神宮枠を含め3校を先に決めて、東海地区4位校と北信越地区3位校を比べ北陸の3位校を選んでしまった。これは選ぶ順序が変だ。 そもそもかつて今回の神宮枠決定前と同じように東海2+北陸2+1だったときには、+1枠は東海地区に割り振られていた。ここ数年の戦績を考慮するとなお、今回も東海地区に割り振られるのが当然と思える。地区優勝校以外は公式戦で地区を越えた相手と対戦していないわけで、神宮優勝校を出している東海地区に北陸との比較枠が割り振られていない。これが不可解。神宮枠はこの上で地区に1枠増えるはず。 結果的に神宮枠が消え、事実上勝ち取ったはずの枠が北陸地区についている。 このようなことは今回だけではない。以前四国大会で優勝した高知高校が神宮大会で優勝したときにも同じことが起きていて、四国代表校が勝ち取ったはずなのに四国の出場校は増えずに中国が一校増えていた。 さらに、前回は気付かなかったので調べなかったのだが、希望枠選抜の際には神宮枠を取った地区からは選ばないというルールがあり、今回の東海地区4位の地区補欠校が希望枠選考にかけられていない。もし神宮枠が来なかったら、まず東海地区3位までが普通に地区枠で選ばれ4位校が希望枠選考にかかっている。 この地区から選抜出場を目指す人たちにとっては、神宮大会出場校は優勝しない方がいいのだ。とっとと負けて帰って来いと願うことになる。 今回棚からボタもちの北信越地区からは、希望枠選考での補欠校も選ばれてしまっている。今年、幸運を求めるなら北陸に旅行するのがいいに違いない。 コーヒーの話はつい推敲してしまいUPできないでいます。 以上2008/01/26 15:41:26 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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