モカマタリ・イエメンモカについて
モカと呼ばれることがあるコーヒー豆はイエメンとエチオピアのもの。限定するならイエメンのものだけ。現状で商品名としては両国の豆に冠せられている。現状では並品のイエメン産コーヒー豆はほとんど「モカマタリ」になっちゃっているらしい。そのモカマタリの品質のグレードは誰がつけているのか999とか777とかがあり、999が最高級品らしい。モカマタリ<9>はこの999のことらしい。イエメン産で産地別のコーヒー豆は商品名で流通していて、バニーマタル産のバニーマタル、バニーイスマイル産のイブラヒムモカ、サイヒ産のクラシックモカなどがある。大昔は「マタリ」はバニーマタル産のコーヒー豆だったが、現状はバニーマタル産=モカマタリではない。「バニーマタル」がバニーマタル産。バニーマタル地域内でも小さな地域内でかなり品質が違い生豆の質が揃っていない理由の一つになっているが、区別されたものは一般的に日本では流通していない。一番の上物はサウジの王室が買っている。イエメンではコーヒー豆並にコーヒー豆殻が商品になり、豆殻の品質の為に石臼で脱穀するため出荷されるコーヒー豆には石のかけらがよく混っている。上物ほど小粒で、脂肪が多く柔らかく石臼脱穀時に欠け豆ができやすい。リンク集にいれました待夢珈琲店さんのイエメン原産地レポートから要約です。モカマタリ<9>以外はwataruさんなど決まった方が商品として扱っているそうです。あとは「アールマッカ」って何か、かな。言葉の意味は"al makka"で「モカ」のことのようです。薀蓄モノはいいかげんに書けないから調べごとがたいへん。