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愛知津島の文化会館で開かれている、「垣見淮芳(かきみえほう)展」を見てきました。
大ホールに175点あまりの絵と襖は、一人の作家の作品と聞くと壮観です。 垣見淮芳さん(女性)は津島市出身ということです。 実は垣見さんの作品は数点ですが拝見しているんです。 時々、お昼を食べる和食の「和華」さんは垣見さんの息子のお店で、お母さまの書と水墨画が飾られているからです。 垣見さんは中国の水墨画の大家である張大千(ちょうたいせん)氏の日本人の弟子の高橋廣峰氏の弟子ということですから、張大千氏の孫弟子に当たる訳です。 高橋氏は亡くなっているので垣見さん一人が、流れを受け継いでいることもあって、その存在は世界に知られているそうです。 数々の大賞を受けていらっしゃるのでたくさんのトロフィーも見せていただけます。 墨の筆の水加減で陰影、明暗、遠近、力強さ、優しさ、すべてを表現する水墨画は観る側の想像力も味方にして、より深いものになっていくようです。 紙の上にのせた、無い色から黒までのグラデーションを、きょうほど幅広いと感じたことはありません。 次回の名古屋での個展も拝見したいです。 垣見先生とパチリ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月07日 23時20分50秒
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