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子育てと・発達障がいと・お母さんと

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2023.03.04
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カテゴリ:子育て
こんにちは!​
​​​​​​​​“子育て助産院こっころ”です​​
​​
​​​​​​​


​【節目に振り返る】​
3月は卒業シーズン。
私の次男坊も昨日無事高校を
卒業しました。
思えば次男も小学生の時は
宿題できないしょんぼり
食べるのに集中できず1時間かかるしょんぼり
なくしもの、忘れ物が多いしょんぼり
落ち着きがないしょんぼり
と、ADHD要素が強く、実際に診断もされ
お薬もだされたこともありました。
でも本人の感覚的に飲んでも何も変わらない。
といい、飲むことを拒否したので内服することを
止めました。

お兄ちゃんの時には考えもしなかった薬の中断。

思い返すとお兄ちゃんのアスペルガー症候群という診断は
下の子が生まれた年にされました。
そこから数年、障害を本当の意味で受け入れていくまでの間、
いつも不安が付きまとっていました。

その不安はお兄ちゃんに対してだけでなく、次男坊に対してもでした。

目線が合わない気がする。
落ち着かない気がする。
表情が・・・

言葉を発しない頃から
もしかしたらこの子もお兄ちゃんと同じ発達障がいじゃないか
そればかり気にして、できないところを探していました。

検診に連れていって相談すると、Drから
「お母さん、もっと育児を楽しんでください!!!」
と叱られ、でも拭えない不安をいつも抱きながら
子育てをしていました。

小学生になった次男坊は先に書いたように
落ち着きがない。
忘れ物はする。
宿題はできない。

これはもう、絶対に発達障がい。
と決めつけて診断を受けに行ったんです。

そこで発達障がいとやっと言ってもらえて
なぜか、ホッとして薬を始めたんです。

でもなぜかお兄ちゃんとは違う反応をするんですよね
次男坊が。

「全然飲んでも変わらない!
薬飲みたくない!」
って。

その時はっとしたんです。
私、薬に逃げてた。
子どものできないに寄り添わず
薬でなんとかしようとしていたと気づいたんです。

「飲みたくない」

その言葉に後押しされて、気づかされて
やっと次男坊の現状に向き合えたと思います。

その子なりの成長を待ってもいいのかもと。

薬を飲ませようとしていたのは小学4年生
止めたのも4年生。

それから担任の先生と連携を取りながら
何とか小学校を乗り越え中学校へ

中学では小学校の頃より皆と同じように
色々な事をこなしてきているけれど、
やっぱり学校生活を楽しむより苦痛が多い学生生活だったようです。

でも好きな高校に入学し、
興味のある勉強が楽しくて
成績を伸ばし自信をつけて
クラスの中でも自信を持ってクラスメイトと付き合えるようになり

先生からは誉められることが増え
先生から頼られることも増え

徐々に上がった自尊心・自己肯定感はしっかりと根付いてくれました。

ここまで成長するのに色々とありましたが、
“その子を受け入れる
苦手なところもすべてひっくるめて受け入れる”
事をしたことで劇的に子育てが変わったと思います。

あれからから10年ほど経ちますが、立派にいい子に育っています✨✨✨
(自画自賛 笑笑)
お兄ちゃんの子育ての時の決断。
次男坊の時の決断。
それぞれ悩むことはありました。

考えていたのは、その子の10年後の姿でした。
10年後彼らが彼ららしく生きるために・・・
今親としてできることの決断をする。
そうやって子育てしていた気がしますスマイル

逆に、将来にそんなに影響しないと思うことは放置。
その中で本人たちが自分で考え行動したことが
結果今の自分を作り上げています
子どもの卒業を節目に自分の子育てを振り返ってみると、育ちの大枠を整え、その中で子どももは自由に成長していったそんな感じです。
私の子育てはほぼ完了期になりましたが、今まさに子育て最中の方はこんな節目の時期に一歩引いて、自分の子育てを振り返ってみるのもいいのかもしれませんね。
卒業式では母への手紙をもらって、少しセンチメンタルな気持ちで
子育てを振り返ることが出来ました。

~*~*~~*~*~~*~*~~*
訪問育児子育て相談助産院 
​​​​​こっころ
個性のある子を育てる助産師
​​松本りつこ​
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最終更新日  2023.03.04 00:55:09
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