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テーマ:プロ野球全般。(13398)
カテゴリ:プロ野球四方山
最近ではTVで中継を観る時間もぐっと減り、比較的露出度が高い巨人や阪神ですら顔と 名前と背番号が一致しない選手が増えている昨今。 「日本ハムVS中日」というこれ以上ないくらい地味な組み合わせの日本シリーズも、 気付いたらもう終わっていたという感じです。 中日のシリーズにおける勝てなさ具合は規程路線の感があって意外でも何でもないのですが、 大方の予想では中日が有利、という意見が多かったと思います。 それにしても日本ハムは実に44年ぶりの日本一ですか。 セ・パ併せて12球団という歴史があまりにも長く浸透しているものだから、親会社が 変わっているにも関らず、チームとして累積カウントするプロ野球の妙な慣習には どうしても違和感を覚えてしまう。 別に12球団が一斉に発足したわけでもないし、球団創設時から変わらないチームもある わけだからこだわる必要はないと思うがなぁ? そういえば楽天は近鉄の球団史を引き継いでいるわけではないですしね。 チーム名が変わっただけならともかく、44年前には”日本ハム”という球団は存在 しなかったのだから、普通に考えたらおかしいと思うのですがね…。 ま、それはさておき、優勝報道のみならず新庄選手入団後は”日本ハムファイターズ”と 言うより”SINJYOとその仲間たち”といった感じであったわけですが、本人の引退 とも相まってもう煩いくらいSINJYO中心の扱いにはいい加減辟易しています。 確かに、確かにですよ、新庄選手が現在日本プロ野球界全体においても唯一と言っていい ”客を呼べる”選手であることは間違いないですし、ヒルマン監督の采配がどうだとか 言ってますけど今回の優勝にしたって新庄選手の存在なしでは考えられなかっただろうこと に疑いはありません。 稀有なキャラクターに、ファンサービスも怠らない姿勢はいみじくも”プロ”野球選手の 鑑であるし、それを否定するつもりは毛頭ないのですけどもやはりチームの存在がなければ それらすべてが成り立たないわけで、小笠原や金子といった長年チームに貢献してきた選手に 対する扱いが、ファン含めて少々ぞんざいなのではないか、と思ったりするわけです。 その新庄選手も来年はいませんし、ヒルマン監督もメジャーのレンジャーズの監督就任が濃厚 で、小笠原もFA権取得で他球団への移籍が噂されるとくれば、日本一のチームが一転、 来季は空中分解の可能性もあります。 特に小笠原選手については色々思うこともあるでしょうが、悪いことは言わないからセの 金満球団への移籍は考え直した方がいいと思います。 現役でトップにいられるのもせいぜいあと数年。 守備でつぶしがきくならともかく、引退後のことを考えたらこのまま日本ハムで終えるのが 一番得策だと思います。 清原、落合は別格としても広沢、江藤の末路を見ても何も思うことはないのでしょうか? 二期連続で外国人監督のチームが日本一になり、来季はオリックスも外国人監督就任が決定 していますから、サッカーばりに外国人監督が旬のような感じですが、こういった風潮は 如何なものかと。 別に悪いこととは思いませんが、日本人には指導者すらマトモなのがいないということなの でしょうか。 来季はPSGなどというふざけた制度が導入され、シーズンゲームはますます詰まらなく なることが予想されます。 祝勝ムードに水を差すつもりはありませんが、日本ハムに限らず、来季のことを思うと暗澹 たる気持ちになりますね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 6, 2012 09:10:44 PM
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