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テーマ:保育園のこと(741)
カテゴリ:身辺雑記
暖冬暖冬と言われ続けてきて気付いたらもう3月。 俗に関西では東大寺二月堂のお水取りの儀式が終わると、本格的に春が来る、と申しますが、 昨日の日曜日の陽気たるや初夏並みの20℃超えであったそうです。 今年に入ってからも、我が家の周辺では義母が膵臓を患って入院したりだとか、予防接種 していたにもかかわらず嫁がインフルエンザに罹患したりだとか、子供が風邪をこじらせ て喘息が再発したりだとか、私自身も風邪をひいて長らく咳に悩まされたりだとか、 どうも健康にまつわる諸々の不安がつきまとっている現状であります。 そんな中、6月には2歳になる私の娘の、保育園主宰、初の発表会に参加して参りました。 一応本年度に卒園する子供らの「お別れ会」という名目で、内容は歌に手拍子と他愛のない ものではありますが、他の子供らに混じって舞台で楽しそうに踊っている我が娘を 見ながら、親バカ全開で目を細めていた次第であります。 両家の両親がうち揃って、朝10時半頃の出番に9時前には会場入りし、場所取りやらビデオ のセットやらでバタバタしていても9時過ぎには落ち着き、1時間近くも所在無くしておった ところが実際の演目は6分程度で終了。 引き上げる頃には子供よりも大人の方が疲れてしまいましたw これからもいわゆる行事ごとがあればこんな感じなんでしょうね。 で、この保育園の元園長先生というのが齢70を過ぎたお母さんなんですが、この方が非常に ユニークな方でありまして、子供をきちんと叱らない現代の母親に対し、 「最近のお母さんはお子さんをちっとも叱らない」云々を冒頭の挨拶で申されたときは、 そのあまりに痛快な物言いに清々しい気がいたしました。 ただの無責任を放任主義と称する世間のバカ親の所業も去ることながら、気の毒な面も あるとは言え、こうした至極真っ当な教育者の存在のありがたさというものを痛感した 次第です。 嫁曰く、このお母さん先生、理不尽な保護者のクレームも怒鳴り返す気概の持ち主で ありまして、こういう方がいらっしゃるところに子供を預かっていただけることを幸運 に思います。 ・・・でも、会場には子供よりもやかましい親の存在の方が目立ったりして、実は本当に教育 が必要なのは親の方なのかも知れませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 6, 2012 09:35:02 AM
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