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テーマ:ニュース(100161)
カテゴリ:時事あれこれ
昨日から既に大騒ぎになっているので、今更言わずもがななんですが、安倍総理大臣が
突然に辞意を表明いたしました。 「もっと前に辞めるべきタイミングはいくらでもあったはず」 「無責任、投げ捨て」 等、与野党共に批判と不審に思うのと半々ぐらいといった感じなんですが、周辺の騒ぎを 見ると、誰もがこのタイミングでの辞意というものを予測できていなかったように思います。 一部では健康上の問題との説もあり、その真実は本人以外知るところではないのでしょうが、 何の責任もない市井の一国民の立場から言わせていただくと、ついこの間所信演説した内容は 一体何だったの?と言わざるを得ません。 小泉改革の後処理と言うか、尻拭いをさせられる格好で誕生した安倍政権は、真に小泉改革 の後継者として指名されたはずでした。 今はもう誰も覚えていないかも知れませんが、先の総裁戦では圧勝だったはずです。 それがたったの1年足らずでここまでガタガタになってしまった原因は一体何だったので しょうか。 私が個人的に思う、安倍総理の意思による明確な失策は、郵政造反議員の復党を容認した 一事に尽きると考えています。思えばここからがケチの付き始めなんですよね・・・。 閣僚の不用意な発言や、不適切な会計処理の問題等、それもひっくるめて安倍総理の任命 責任だと言われればそれまでなんですけど、マトモな人間が周囲に居なかった不運ってのは 感じるところです。尤も、それすらも安倍総理の器量のなさに原因があると言われれば それまでですがw 度重なる会見の様子を拝見しても、明らかに目が泳いでいたりとか、涙目になっていたり とか、小泉前首相の呆れるほどの図々しさの印象が強かっただけに、指導者に必要な決断力 というか、説得力に欠けるきらいは否定できませんでしたね。 ミもフタもない結論を言っちゃうと、決定的にリーダーとしての資質に欠けていたという ことなんでしょう。 幹事長時代の、特に中朝に対する断固とした姿勢と発言は、随分頼もしく思えたものです が、やはり一国を代表する身にもなれば、そう無神経な発言もできないということなの でしょうか? でもそれをきちんとやってこなかったことこそが周辺国にナメられる要因となったのでは ないかという気がするのですがね。 世間ははや次の総裁戦に向けて水面下で激しい動きをしているかと思われます。 誰があとを継ごうとも、対テロ特措法に関する野党の姿勢は変わらないでしょうから、 総裁戦後はまずその問題をどう解決するか、が最大の焦点ですね。 民主党には、それが党の存在感を示すという意味以外に、現状以上の国際貢献を行える というビジョンをまず明確にすべきではないでしょうか。 まず政権奪取ありき、の民主党の方針はあまりにもあざとすぎて、やはりこんな集団には 政権を担うだけの資格はないと思わざるを得ません。 ま、ひと段落すれば、あっちこっちが綻びてくるのは目に見えていますがねw ドMのぶってぶって姫とか、横峯のエロバカ親父とか、今のところは微笑ましいレベル で留まっていますが、政治とカネにまつわる話なら、党の代表サマも相当なネタがあるはず ですしね。 いずれにしても、日本の非常に近い未来に関わる重要な局面を迎えていることに変わりは ありません。今後の動きには要注目ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 13, 2007 11:59:06 AM
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