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カテゴリ:ものぐさな日々
横浜アリーナの、サンタナ、ハンコック、ショーターの競演ライブに行ってきた。
前半はサンタナの Super Natual や Shaman からの選曲が主体で、全体的な印象は、サンタナバンドにゲストでショーターとハンコックがちょっと入った感じ。後半からはボブ・マーリーの曲や、コルトレーンの曲(曲名忘れたけど、昔のサンタナのアルバムに入ってたやつだと思う)でハンコックの「気持ち悪い」不協和音フレーズもやってくれたけど、パーッカッシブなド派手リズムに独特のシングルトーンギターっていう、いつものサンタナのコンサートという印象だった。ホーンセクションを入れて、ジャージーなアレンジもあったけど、どう言いつくろっても、ジャズのコンサートとは言えるものではなかった。 そんな中、ウェイン・ショーターのサックスは時として音色を変え、ソフトにハードに、いい味出してました。ソロも良かったけど、ラテンの曲にさりげなくつけるオブリガードフレーズが結構おしゃれ。この人いくつだっけ。Weather Report のコンサートに行ったのは、学生時代だからもう70は超えてるような気がするけど・・・。元気一杯のサンタナバンドの中では少し小さく見えてしまうくらいもの静かでシャイだった。 ハービー・ハンコックのピアノは幻想的でミステリアスだったが、サンタナのような「わかりやすい」音楽の中で、孤高に「わかりにくい」音楽をやってる感じで、どうもコラボと言える域には達してなかったような印象。ソロの回しもリハーサルの時間が少なかったのか少しギクシャクした感じだった。 ドラムスがデニス・チェンバースだってのがかなりの収穫。ソロの時間もかなり取ってあって、最高の技術とリズム感を披露してくれた。 サンタナ好きなあたしとしては、まぁまぁ満足なレベルだったけど、ハンコックのピアノやシンセ、ショーターのフレーズをじっくり聞きたかった人にはかなり不満が残っただろうなと思う。民音の主催だから、ハンコックやショーターがホストで、ゲストのサンタナを立てたってことなんだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 28, 2005 12:31:52 PM
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