|
テーマ:ジーコ日本代表(421)
カテゴリ:サッカー
現場に入る予定がキャンセルになって今日は事務所で仕事。週末に予想される入梅を前に、せっせと朝から洗濯をしたが、夕方には雷雨の予想。早く帰って取り込まなくちゃ。
日曜夜のマルタ戦をみてて、選手のモチベーションのなさを感じて少し残念だったけど、本番まえの強化試合の組み方を次回からは再考したほうがいいかもしれない。協会としては、本番前に弱いかませ犬を与えて、スカッと勝って気持ちよく本番に臨んで欲しいという思惑だったんだろうが、選手にしてみれば、怪我はしたくないし、マルタ相手では本番のシミュレーションにもならないって思いもあったのかもしれない。ドイツ戦のまま本番を迎えたほうがテンションをキープできたかもしれない。今の日本のレベルは、世界の中では中の上といったところ。自分達より強いところが相手の方がいい結果につながることが多い。強い相手に対しては、ジーコの言う自主性にまかせた動きがうまく機能する。まだまだサッカーを楽しむといレベルになってない今の選手達にとっては、弱い相手に対しては失うもののほうが多くて、安全に事を運ぼうとしてしまうのかもしれない。王者ブラジルが弱い相手と対戦するときのように、プレーで魅せてやるといったレベルにはないのだからしかたない。 亀田大毅の試合を初めてテレビで見たが、こちらの相手は歴戦のランキングボクサー。常識的には4戦目としては厳しい相手のはずだったが、ガードを固めて左のボディーで相手を崩していくあたりは、うまいボクシングをやる。とても4戦目とは思えない試合運びに舌を巻いた。相手はピークを過ぎていることを考えると、あれだけ腹に入れられると戦意喪失するのもあたりまえ。クリーンヒットで倒すかっこよさを求めず、地道にラウンド重ねながらじわじわと相手を殺していくあたりは、戦術面でも熟成されつつあることが伺えた。 サッカーにしたって、ボクシングにしたって、めざす上に至る過程での相手選びの重要性をあらためて考えさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|