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テーマ:ジーコ日本代表(421)
カテゴリ:サッカー
オーストラリアに敗戦。前半からのパワープレーを跳ね返すのに体力を消耗させられた結果の負けといったところだろう。中盤を繋いでいってもフィニッシュの形が悪くボールをとられると中盤を省略したロングボールをポストに入れられ、セカンドボールの対応のために日本の前線はかなり走らされてディフェンスしなければならない状況が繰り返された。それなりにいやらしくディフェンスを繰り返し、相手の決定機を防いできたが、結果的に俊輔の足も止まり、自慢の攻撃があまり機能せず、ボールが回らなくなってしまった。後半の攻撃の呼吸が微妙に乱れたのも、相手にとられた後の対応に気が行ってたこともあるかもしれない。
坪井の負傷交替が勝ちに行くための選手交替に影響を与えたのかもしれないが、後半16分で相手が長身のフォワードを入れてきた時点で、ジーコもこのゲームをどう戦うのかを明確にする選手交替をすべきだった。脚の止まった前の3人の誰を下げ、誰を入れるかであと1点取りに行くのか、この1点を守りきるのか。ドイツ戦の時も書いたが、日本のディフェンス能力を考えると守りきることより、点を取りに行くほうが勝ちに繋がる。中盤を省略している相手ならなおさら、ボールが回せるはずだった。残された2枚のカードを早めに切って、俊輔を小笠原ないし小野、柳沢を大黒にしておくべきではなかったか。運動量の低下は決定力の低下に繋がることを考えれば後半16分あの時点で決断して欲しかったが…。 選手はそれなりにやってたと思うし、力負けは仕方がない。敗因は交替機に動けなかったジーコの判断の甘さだったかもしれない。 ま、終わってからこんなことをここで言ってた所でしかたがないのだが。 もう失うものが無くなったんだし、開き直ってクロアチア戦には勝負を賭けて欲しい。まだまだ望みはある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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