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テーマ:競輪(14324)
カテゴリ:今日の戒め
現場でのユーザー説明会が思いのほか早く切り上げることができた。川崎駅から東海道に乗って事務所に帰るべきところ、南武線に足が向いた。京王閣で木暮でも見てこようと思い立ったからだ。残念ながら締め切りには間に合わず車券は買えなかった。12R準決は、木暮の一本かぶりの人気になっていて、誰も動かないのを見るやホームから逃げを打った。結果、山賀の捲りを食らったが、勝ち上がりを考えればこれでいいとの作戦なんだろう。
ダービーは、村上の腹をくくった先行を武田が捲って初戴冠。慎平に絶好の展開だったにもかかわらず、あまりに芸がなかった。何かすれば微差で負けることはなかったはずだ。それだけの余裕がなかったということか。村上は海老根が来ないとなれば逃げないわけには行かなかったが、航続距離が落ちている以上しかたがない。レースを見せることで客を沸かせることのできる数少ないプロのプライドは引っ込めるわけにはいかない。 武田を最初に生で見たのは、武田デビューの年、山田が勝った京王閣のGPシリーズのA級決勝だった。一本かぶりの人気をもらってのレースだった。前日の準決では、ホームから先行して後続をぶっちぎる派手なレースで、決勝も当然逃げて決めるものと思っていたが、7番手からの捲りで優勝した。強いことは強いがおもいきりのないレースをする選手だと言う印象が残った。競輪界は神山、吉岡にかげりが見えてきてスターを求めていた。その第1番手に期待されたが、ここ一番で思い切りが足りずここまで5年以上の時間がかかってしまった。村本に差されてのがしてしまった2005年の宮杯の悔しさが、アダとなってしまったのかもしれない。今年の暮れのGPは、京王閣。山崎との同期対決が決定したわけだが、2回目のGPになるわけだし、思い切りのいいレース振りを見せて欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 10, 2009 07:59:55 PM
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