区の被災者受け入れ
今日、スポーツセンターの食堂で聞いた話です。ウチの区ではスポーツセンターの体育館が被災者の受け入れを行っています。そのため屋外の施設(陸上競技場、テニスコート)は使用OKですが、体育館は予約をキャンセルしてもらって受け入れを行っています。近隣のスポーツセンターも同様だそうです。原発の放射能汚染により自宅から避難した方々が受け入れの対象で、受け入れ予定人数は300人とのこと。先日まで10人ぐらいが寝泊りし、今は二人だそうです。避難者はどこの区の施設でも受け入れてもらえます。先日入所した方に、「どうしてここにしたのですか」と聞いたところ、「スカイツリーが見えるから」との答え。三日ほどして別の施設に移ったそうですが、その際に「スカイツリーに行かれましたか」と聞いたら、「二回行ってきました」と笑顔で答えられたそうです。他の区の施設も避難者はそれほど多くないようですが、少し気になるのは、たとえ二人の避難者でも昼間は受付を置いたり(ウチの区は2名いました)、夜間は暖房や出入り口に守衛を配置したり、宿直が2,3名いたりと結構な区税が投入されていることです。でも、ウチの区に避難して元気を出してもらえたようなら、それはそれで一種のボランティアなのだと思いました。