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月刊ローチケにモリのインタビュー チョメチョメのライビューで 『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて~』 のタイトルを見たときに ???なんて読むんだ??? そうなると調べたくなる性格なもので、幌筵島という存在を初めて目にしましてね、この島での出来事を知りました。 基本戦争ものは、切なさと苦しさでいたたまれなくなるので、ふれることを敬遠しがちでおりました。 が、NACSさんというキーワードが絡むと、普段敬遠しているものも、触れざるをえなくなります。 幌筵島の史実を調べていた時、1つの作品と出会いました。 『終わらざる夏』浅田次郎 この作品の舞台は占守島で、本公演の舞台 幌筵島のお隣で、カムチャッカ半島をすぐ目の前にする島。 浅田次郎さんが着想から30年で書き上げた大作です。 戦争ものなんだけど、各章毎に登場人物が順番にクローズアップされて、最終的にその人達が繋がっていくちょっとファンタジー要素もあったりして。 読めない漢字と戦争用語に多少悪戦苦闘しましたが、ちょうど終戦記念日前後に72年前の終戦記念日前後の章を読むというなんとも感慨深い状況も相まって、この本を読むキッカケを与えてくれたモリにほんとに感謝しました。 占守と幌筵、戦地として攻撃が激しかったのは占守のようですが、モリの作品の決まり「rで終わるタイトル」の都合上、舞台が幌筵になったんだろうと。 モリのインタビューには 「読み方がわからないまま劇場に来てほしい」 なんて書いてるので、あえてここにも読み方は書きませんが、私のように調べるの好きな方は、本公演の前にこの本を読んでみるのもいいんじゃないかと思います。 戦争ものだから当たり前だけど、読んでて苦しいし辛いし、期待通りのハッピーエンドなんてないんだけど、オススメはしたい作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.18 20:39:57
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