失意の雨
朝目が覚めると、夢の続きが愛しい。
外は失意の雨だから。
人々はずぶ濡れで歩く。
傘が無いからではなく、傘を差す気力が無いからからだ。
何度も眠りに落ちる。
少年の頃が懐かしい。
この慌ただしい世の中、正しい道しるべは存在するのか?
もう何も考えるな。
楽園はもう無いのだから。
苦しみを乗り越え、何処へ行こと云うのか?
新たな苦しみの中に。
外は殺意の嵐。
無垢な心を取り残して、人々は何処へ行こうと云うのか?
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Last updated
2014/08/04 10:14:57 PM
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