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たとえば「こんな塾にしたい」という自分の理想の姿があったとして(これは別に塾という商売に限らないんだけど)、その姿を最初から貫き通す方がかっこいい。
のか、どうか。 「これが理想だ」と思い込んでひた走り、あるとき世間に認められ(?)、生徒が増えたとすると、「信念の人ですね」とか言われてかっこいーってなるんだけど、それはタダの博打または頑固であって、かっこいいとはちょっと違う気がする。 僕がやっているのは塾なので、僕の「塾の理想」という物は当然ある。それが今の開智塾に当てはまっているかというと、そうではない。それは努力とかそう言う次元の話じゃなくて、「今、それをやる時期じゃない」からだ。 あるときそんな時代が来たら、そのときにはそれを実行する。その「におい」を常に感じ取れる鼻を持っていられるかが大切なんじゃなかろうか。 時代に限らず、かぎ取らなきゃいけない「におい」は他にもあって、それをかぎ取れないと一生浮かばれない類のにおいもある。一瞬で即死ってのはなかなかなりにくい商売ではあるけれど、じわりじわりと迫ってくる「におい」に敏感にならなきゃいけない。でないと、良いにおいも悪いにおいも逃すことになる。 かぎ取る鼻は悪くない方だと思うんだけど、時々詰まるんだよな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2009 09:48:03 PM
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