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カテゴリ:単P
ウチの小学校も年々児童数が増えてきて、お母さんの横の繋がりが薄くなってきているように感じます。
小学校のそばにある幼稚園の一学年定員80人、徒歩3分圏の保育所ふたつの定員を合わせると120人。数年前までの、小学校の一学年の人数が100人少々。ということは、新一年生の保護者のみなさん、ほとんどはこの3つの園からの持ち上がりだったわけで。 幼稚園の保護者会もあれば送り迎え時の井戸端会議もあって、それなりにお母さんネットワークでの情報交換ができていました。上の兄弟がすでに小学生のお母さんに、入学後の心構えとか準備とか聞くこともできて。 ところが、今年の新一年生180人。区内の、あるいは隣の区の幼稚園や保育所からウチにやってくる子どもたちが半分近くになっています。当然、顔見知りがほとんどいないお母さんもたくさん。わたしら“マニュアル世代”なんて呼ばれた世代ですから、配られたプリントはそれなりに読むにしても、分かんないこといっぱいあります。 いろんな活動の案内プリントだって、「なにがなんでも出てもらいたい by 学校」とか、「興味があったら来てね by 学校開放」とか書いてあるわけじゃなし。配られる時期も、けっこう間際になってからが多いので予定も立てにくいし。 お母さんネットワークがしっかりしていれば、誰かに聞けばいいんですけどね。で、ネットワークが弱まりつつあるからこそ、PTA活動を通じてネットワークを広げようと努力しているんですけどね。でも、新一年生のお母さん、転入生のお母さんにいきなりは難しい。 というわけで、学校についてのガイドブックがあったらいいなぁ、などと思ったわけです。 思ったんですが、実際に作るとなるとかなりの労力と経費が必要で。そんなにニーズのないものであればお金と労力かける意味ないし。 ので、まずは本部のお母さんがたに「こんなんどう?」と聞いてみて。まずまず前向きな感想だったので、今年度に検討委員会立ち上げて。作るのか作らないのか、作るとしたらどんな内容なのか、経費はどれぐらいでどのように調達するか、なんてことを話し合いで決めることにしたわけです。 で、一回目は、まず学校ガイドブックってのがどんなものであるかの説明。作る方向で行くかやめとこうか。そんな話をしました。 ・学校生活の上で必要な準備や心構え、手続き、経費について。 ・年間のおよその流れ。ほぼ毎年行われている行事のこと。 ・休むときにはどうするのか。困ったときはどうするのか。 ・PTA活動。スポーツクラブ。マナビィ。ふれまち。地域。 ・校区や学校施設の案内。校区の安全マップとか。 などなどが書いてあるもの、あったらいいと思いませんか? なんて問いかけて。 で、ガイドブックはともかくとして、学校に関して分かんないこと、聞いてみたいことないですか? なんて宿題を発表してもらって、わたしの分かる範囲で答えて。 何ページで何部だったらこれぐらいの予算が必要、広告取れば毎年でも発行できるけど、そうじゃなきゃ何年かに一回の発行プラス訂正版の追加ならいけそうです、なんて言って。 幸い、みなさん前向きに考えてくれました。ま、実際に編集するのは来年度に「編集委員会」とか立ち上げてのことになるだろうし、「自分が作らなくてもいいわー」な気楽さもあるでしょうけれどね。 というわけで、次回は内容の検討をしてみます。みなさんに「目次を考えてきてください」の宿題出させてもらいました。 検討委員会としては、全家庭にアンケートとって学校に対する質問を集めたり、発行の賛否確認したり、発行形式や予算を煮詰めたり、そんなことをしていくことになるんでしょう。 で、来年度に取材だの原稿書きだの編集だのしていくのかな。 わたしとしては、来年度は本部を引退して、その編集委員会のメンバーに混ぜてもらえたら嬉しいかな、なんてことを目論んでいたりもするわけであります。 * * * * * * * * 夜は、区役所で夏のイベント(今年度の単発もの)の打ち合わせ。 わたしは、ひとつのブースの企画と準備だけすりゃいいってことで、気楽なもんです。しかも、当日の実行部隊は婦人会、子ども会、中学生に応援頼めるってことで、人集めあまり考えなくていいんだよ。贅沢~。 「んじゃ、チャレランでもしましょうか」で、こちょこちょ準備することになりました。 そのあと、前PTA会長、現中学校PTA会長、児童館の運営責任者、元PTA本部のお母さん(みんなイベントの関係者です)で飲んで、喋って。 学校・地域のことから日本の政治のこと、子育ての悩み相談まで、いつまでも話は終わらないのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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