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カテゴリ:連P
市P協の副会長として、「民生委員推薦会委員」に委嘱されています。読んで字のごとく、民生委員・児童委員、主任児童委員さんの候補を推薦する役どころ。
各単位民児協が「この方を次の民生委員にしたいと思います」と言ってきたものを、わたしたちが審議して市長さんに推薦するんですね。で、市長さんは社会福祉審議会の意見を聞いてから厚生労働大臣に推薦し、厚生労働大臣が委嘱する、と。 正直、わたしなんぞよりよほど長く地域活動を積んでいらっしゃった方々を“審査”するとか“推薦”するとかおこがましい、などと恐縮してしまうわけですが、与えられた役職なので頑張って努めさせてもらいます(すみません、民生委員のこととか、あまりよく知りませんでした。ネットで一夜漬け、です)。 なお、推薦会委員の顔ぶれは、市会議員さん、市の民児協理事、社会福祉協議会の役員さん、婦人会の会長さん、学識経験者などなど、これまたわたしなんぞ『若僧ですみません』な方々だったりします。 さて、民生委員、個人のプライバシーにも深く関わってくるオシゴトなので、適格要件も厳しいものです。 地方の選挙権を有する者のうち、 「社会奉仕の精神に富み、人格識見ともに高く、生活経験が豊富で、円満な常識を持ち、情理をわきまえている人」 「その地域に相当期間居住し、地域の実情をよく知っているだけでなく、地域住民が気軽に相談に行けるような人。また、地域改善事業に対する十分な理解と行動力のある人」 「常に担当区域内の実情を把握し、問題のある家庭や悩んでいる人に関心を持ち、適切に対応していける人」 「民生委員活動に相当の時間をさくことができ、心身ともに健康で、活発な行動力と市民生活の実態に即応した柔軟な指導力を有し、将来にわたっても積極的な活動が期待できる人」 「家庭生活が安定しており、家族が民生委員の職務に理解を持ち、かつ協力の得られる人」 などなど……。こりゃ、PTAの会長になるよりもよほどキビしいです。わたしは『人格識見』とか『円満な常識』でハネられるかも~。 もちろん、年齢等の基準も定められています。 今回は、欠員補充の推薦ということで、ごく少数の候補者について審議しただけなんですが。 ひとりひとり、活動履歴をはじめとして、かなりプライバシーにかかわることまで俎上に載せての審議。時間もかかります。 で、候補者の半分ほどは、PTA役員経験者だったりするんですね。だから市P協からも推薦会委員に人を出してるのかな? 全国22万人の民生委員・児童委員さん(民生委員は、自動的に児童委員を兼任します)、2万人の主任児童委員さんは、このようにして決められていくのでした。しっかりした方々が選ばれておりますので、どうぞ安心してご相談くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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