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カテゴリ:連P
金曜日に終わらなかった印刷の残り5000枚ほどをやっつけて、あとはおウチで息子・娘ともども宿題をあせあせと(二学期に向けて片付けないといけない書類がいろいろとあるのです)。
きのうの日記がらみで、PTA関係ではない方もたくさん訪問いただいているようなので、基本情報をいくつか補足しておきます。 まず、参加者ですが、原則として一泊二日の大会に事前に申し込んだ8000人の大人たち、ということです。水谷修氏の講演会だけを聞きに来る、という参加形態はありません。 全国各地のPTA協議会それぞれに何名参加、の割り当てがあり(たとえば、神戸市PTA協議会なら15名)、役員が嫌も応もなく参加しています(ほとんどは、小中学校のPTA会長たち)。 参加者8000名のおよそ半数が主催地である宮崎県を擁する九州ブロック協議会から(さらにその半分ぐらいが、宮崎県の協議会から)参加したものと思われます。残り半数が九州ブロック外からの参加でしょう。 というわけで、参加者8000人は、水谷修氏の講演があろうがなかろうが集まった8000人だということ。ついでに言えば、二日間の参加料は5000円ですが、それで弁当も出ますし、会場費など考えれば参加料収入は運営経費の半分にもならないでしょう(足りないぶんは、社会教育団体助成、広告収入、主催地の協議会やブロック協議会の持ち出し)。 神戸市から参加したわたしの場合、全体会(水谷修氏の講演を含む)は本会場であるワールドコンベンションセンターサミットに行くように案内されています。 これは推測ですが、おそらくサテライト会場(本会場から徒歩5分ほどのサンホテルフェニックス)には、地元宮崎県や九州ブロックからの参加者が誘導されたものと思います。地元からの参加者には申し訳ないですが、わたしが主催者側ならそうします。 本会場の入場定員は5000名となっていましたが、椅子の数は3500ぐらいだったでしょうか。開会式の直前(水谷修氏の講演は1時間半後)に会場入りしたのですが、座席にはまだ若干余裕がありました。 わたしは開会式の途中、所用でいったん会場を抜け出し、講演会開始前に戻りました。その際は、「本会場は満席です。サテライト会場に行ってください」との案内がなされていました。 本会場に戻ったときは、椅子席はもちろんびっしり、後方の立ち見もかなりありました。 通常、こうした大会では、参加者数から考えると会場がすいていることが少なくありません。飛行機の都合などで途中退席する方がかなりありますので。 本会場5000人(その一部は、中会議室などに誘導されていたように思いますが)、サテライト会場3000人の収容能力ですから、サテライト会場がガラガラ、なんてことも当たり前の光景です。今回はサテライト会場も満席だったようですので、それだけ記念講演への期待が高かったということになるでしょう。 さて主催者側による講演中止の涙の報告があり、水谷修氏の乱入(主催者側にすれば、水谷修氏の登壇はもはや予定外であり、乱入ということになるでしょう)と「水谷は、ウソはキライです」発言(わたしの記憶では。一部新聞報道では「わたしは、うそつきは嫌いです」と言ったことになっていたりしますが、「うそつき」というコトバは出なかったはずです)、代理講演、梅田日本PTA全国協議会会長の説明という流れについてはきのうの日記のとおりです。 * * * * * * * * * * * * わたしは、水谷修氏が「大人げなかった」と思います。 でも、この人はもともとそういう人なんですよね。「大人の対応」が期待できる人じゃない。 わたしたちの常識で図れない感性を持っているからこそ、常識ではできっこない活動ができるんでしょう。 であるからこそ、主催者側には、それこそ細心の、絶対にトラブルが生じないような事前の準備が必要だったと思っています。 きのうの日記には書きませんでしたが、日P会長の説明の中に、「うそつき呼ばわりされるような非はなかった。土下座してまで、とは思わなかった」旨の発言がありました。 わたしは、たとえ自分たちにまったく非がなくても、土下座してでも講演者の機嫌を取り、なんとか講演してもらうのが主催者の務めだと感じます。それが参加者に対する礼儀なんじゃないでしょうか。 もちろん、大人の対応ができなかった水谷修氏も批判されるべきなのは言うまでもありませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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