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カテゴリ:我が家の場合
くまさんは、仕事人間で、いつも帰りが遅い。
貧血ぎみの私は、規則正しい食事と充分な睡眠をとる必要があるので、 あまり夜遅くまで待つことはしない。 11時を過ぎたら、「お疲れ様です。先に休みます。」とメールを打ち、寝床に入る。 どんなに遅くなっても、家で食事をするくまさんの為に、 食事の支度だけは整えて寝る。 くまさんが台所に立たなくても良い様に、保温のきくカップに温かいお味噌汁を入れ、 湯のみには、やや熱めのお茶を一杯注ぐ。 少しぬるくなった頃にくまさんが飲める様に。 ラップをかけたお皿のそばには、「レンジで何分チンしてください。」とメモを残す。 くまさんは、レンジの使い方も良く知らないので、必ずメモを書く。 朝、目覚ましが鳴ると、いつの間にか隣に寝ていたくまさんが、 ガバッと飛び起き、 「ただいま。おはよう。」と言うので、 キリンも「お帰り。おはよう。」と変な挨拶をする。 キリンはまだ頭が朦朧としているので、すぐには起き上がれない。 「お湯を沸かしてくるね。」とくまさんはベッドを出ていく。 ああ、これじゃ「ハメハメハ大王の奥さん」だ・・・。 ♪南の島の大王は、女王の名前もハメハメハ とっても優しい奥さんで 朝日のあとで起きてきて 夕日の前に寝てしまう ハメハメハ ハメハメハ ハメハメ ハメハメハ~♪ 幼い頃、「みんなのうた」で流れていたこの曲が好きでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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