本当の親っていうのは
「ちりとてちん」以来、NHKの朝ドラを真剣に見る様になりました。今放送中の「瞳」は里親家庭を舞台にしたお話。血のつながりのない子供達を育てるおじいちゃん(西田敏行)と、一緒に暮らす孫の瞳(榮倉奈々)が、プロのダンサーになるという夢に向かって努力しながら、3人の子供を育てるという物語。人と人との絆について考えさせられるドラマです。朝、くまさんとおサルを送り出して、洗い物が終わる頃に始まるこのドラマを楽しみにしているきりんですが、ドラマの中で何度も出てくる「本当の親」という言葉が気になって仕方がありません。「産みの親」って表現で充分なんじゃないかなぁ・・・血のつながりがある=本当の親・・・と表現している事は解っているのですが、「本当」って言葉を使って欲しくないな・・・って思ってしまうのは私だけでしょうか?本当の親っていうのは、何があっても子供を見捨てたりしない筈。「本当」という言葉は、「本当の意味で親としての責任を全うした人」を指して欲しなと強く思うきりんです。