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テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:北京オリンピック
いや~柔道の内柴選手が日本の金メダル第一号になりましたね!
4才の息子が「パパはチャンピオンなのになぜ勝たないの?」という言葉に奮起したとか、決勝終了後に奥さんやこどもの名前を叫んだりとか、思わずじんとくる場面が多くありました。 本当におめでとうございます! さて、昨日の谷亮子選手の試合について、「積極性が足りなかった。」というコメントについて私の考えをここに書きたいと思います。 私は学生の頃剣道をやっていたのですが、私自身は「全道学生剣道新人戦(2回生までの大会)」で3回戦(ベスト32?)までが最高のへぼ剣士だったのですが、同期の友人は全道大会ベスト3まで上り詰め、当時大阪で行われた学生剣道全国大会に出場しました。 大阪出身だった私は、その彼(千葉出身)の付き人的な立場でその全国大会について行ったのですが、個人戦1回戦彼の試合を見ていたのですが、いつも積極的に動き回る友人があまり動くことなく敗戦しました・・・。 「何で動かないのよ!」と聞くと、「動かなかったんではなくて、動けなかったんだ・・・。」との返答・・・。 武道も達人の域に達すると「こう動けばこうなる」というのがわかるんでしょうね。 谷選手の弁護をすれば、「積極的に動かなかった。」のではなく「積極的に動けなかった。」というのが本当でしょう。その場で対戦している人しかわからない「間合い」だったのではないかと思います。 それでも「ママでも金」を目指して努力し、オリンピックで銅メダルを獲得した谷選手は賞賛に値すると思うのは私だけでしょうか? オリンピックの舞台は魔物です。10回戦って9回勝てる人が金メダルではなく、たまたまその日勝てる1/10の人が金メダルを獲得する場合もあります。今回の試合を見て、その怖さを改めて実感しました。 今日、19才の中村選手が銅メダルを獲得しました。「金しか目標にしていなかったので悔しいです。」といった彼女が「新柔ちゃん」を襲名して次回オリンピックで活躍してくれることを期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月10日 21時50分38秒
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