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やまだゆきぞう

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ほにゃちん日和 MIRLINさん

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2013.10.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類

■ 高齢者施設の経費削減1 ■

介護保険以来、高齢者施設も民間会社が建設するものが増えました。
弊社も介護用品の販売をしているので、そうした施設からも
お声がかかることがあります。

たいていは経費を削減したい、
もしくは職員さんから設備の見積をしてください、的なものです。

「経費を削減したい」と一言で言っても民間の会社が運営する場合は
経費削減の考え方が全く違い、
「これが規制緩和の流れか・・」
とも思います。
彼らは、現在使用している紙おむつを提示して

「これと同等品を見積もってください。
他社の見積と比較します。」

と、言います。

これが普通で正しいのですが、
介護で単純にこれをやると
現場の混乱と利用者の処遇レベルが下がる元凶になります。
そして安い紙おむつを大量に使い、職員を無駄に疲弊させ
コストダウンや合理化という目的とは
真逆の状態になるのです。
業者をいくら叩いて、単価を落としても無駄なんですよ。実は。

たいてい、提示される紙おむつも、

「この組み合わせでは介護度が高くなると無理だよね」
「一律にこの組み合わせだけをチェーン全てのホームに使わせようなんて
利用者の身体状況の変化に対応できないんじゃないの?」

という組み合わせです。

たいてい、ごく吸収量の少ない安価な製品を選択していて、
業者もそれに合わせた製品を見積もります。
そして

「正規職員は給料が高いので、契約社員を常に募集しています。」

等と言って、
職員の定着率が低く、募集コストを常に無駄にかけ続けています。
また、

「介護度5の方が入所してくれたけれど、身体が硬直していて
フルリクライニング車いすも、ストレッチャーも本社が買ってくれない、
お風呂はホームセンターに売っているお風呂の床に敷くマットを
何枚か置いてその上で洗っています。
居室から風呂まで担架で移動です。」

などと、今から30年前ですらストレッチャーは存在していたというのに
化石じみた介護を職員に強要しています。

こんな、しなくてもいい重労働をさせられて、給料が極端に安くて、
利用者のことを全然考えていなかったら

職員の無力感を高めて

「自分たちは人の嫌がられる仕事をしている3K職の底辺の人間だ」

と若い人思わせる元になっているのではないかと心配になります。

ちょっとそれますが、介護職はというのは割と親子兄弟で
福祉施設の職員として働いているケースが多く、
よくインターネット上で言われる「汚い仕事」「重労働」とは
全く思えません。
親が駄目な仕事を子供に勧めたりするでしょうか?
むしろ親の背中を見て子供が育っているのではないでしょうか。

企業経営の高齢者施設は一部を除けば、居酒屋や不動産経営と
同じような粗雑さで行われていて、高齢者も職員も使い捨てのモノと
考えているように見える時があります。
彼らには福祉のノウハウがない。
福祉の経費削減はもっと違う考え方にあります。
この辺は社会福祉法人の高齢者施設の方が上手です。
上手で手強いですよ。ウチみたいな業者には(笑)
-----Original Message-----
From: ??????@mkrm.rakuten.co.jp ??????@mkrm.rakuten.co.jp] On Behalf
Of
Sent: Tuesday, October 22, 2013 10:21 AM
To: ??????@simizushoukai.com
Subject: 22日の日記










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Last updated  2013.10.22 11:15:18



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