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カテゴリ:かなくんの事
かなくんのクラスのお友達は男女合わせて30人います。
年少時はほとんど未満児クラスですごしたため、同級生のお友達とは この4月からが本当の意味で一緒に過ごす仲間となっています。 昨年1年間は関わりのなかったお友達たちなので、初めて見る 子供たちばかりです。 どうしてもかいくんの同級生を見慣れているので、かなくんの クラスの子供たちはとても小さくて可愛く思えて仕方がありません。 クラスのお友達はかなくんのことを子供なりに受け止めてくれて いるようで、毎朝登園するととてもたくさんのお友達がかなくんの お世話にきてくれます。 大体が女の子なのですが、さっさと靴を脱がすお友達に リュックを下ろさせてロッカーにしまってくれるお友達。 上履きを持ってきてくれるお友達。 朝のご挨拶よろしくとても熱いチューをしてくれるお友達(笑)。 そんなお友達と先生に囲まれてかなくんの園生活は成り立っています。 最近は私の顔も覚えてくれて、遠くからでも 「かなちゃんのおかあさ~ん!」 と声をかけてくれます。 私も「はぁ~い、○○ちゃん。おはよう!」と返事をしたいのですが なんといっても子供たちの名前がまだまだ覚えられません(汗)。 失礼な話ですが、どの子がどの子やら、名前を聞いたのにどうしても 思い出せなかったり、間違って呼んでしまったりとせっかく声をかけて もらっているのに失態だらけです。 一番困るのはお友達のお母さんも一緒にいる場合のこと。 親御さんの前で子供さんのお名前を間違えることは許されることではありません。 なので、仕方なく名札とか何かその子の名前が書いてないかどうか 話をあわせながら、お友達の全身をくまなくチェックする怪しいオバちゃんに なっています。 衣替えまでは園服に名札がついていたので、すぐに名前がわかったのですが 6月以降はTシャツでの登園でもいいので、そうすると名札がなくて 持ち物とか靴とかに名前が書いてないかどうか、文字通り目を皿のようにして チェックします。 それでも確認できなかったときは挨拶とかでなるべく名前を呼ばないような 会話を心がけてその場を立ち去ります。 みんなが「かなちゃん」「かなちゃんのおかあさん」と親しみを込めて 呼んでくれるのに全く情けないです。 でも今の子供たちはとても個性的な名前が多くて、余計に頭に入らないのかも。 子供たちはとても好意的にかなくんに接してくれます。 そして親御さんもかなくんのことを知ってか知らずかはわかりませんが 最近いろんなお母さん方と挨拶を交わすようになってきました。 私自身新たな出会いもあって、かなくんに感謝です。 かなくんは全く意思の疎通が計れない子ですが、かなくんにも挨拶をしてくれたり 顔を覗き込んでお話をしてくださったり、本当に嬉しく思います。 ただ、なかにはやっぱりちょっとひいている方もいるようで この間ある男の子がかなくんに声をかけてくれたのですが その子のお母さんが 「え?ナニ、この子友達なの?知ってる子なの?」 と自分の子供にしきりに聞いていて、なおもその子がかなくんに声をかけるので 「同じクラスで仲良くしてもらってます」 と声をかけると、私にではなくて子供に 「え?そうなの?仲良くしてるの? 昨日までそんなこと一言もいってなかったのに、なんで急に?」 なんて子供を問い詰めだすんですよね(苦笑)。 で、その子がいきなりかなくんにチューをしようとしたら あり得ないほどの勢いで子供を止めて 「ちょっと!男の子どうしでしょ、やめてよ!」 って怒り出してしまって・・・。 「アンタ、おかしいでしょ!?男同士だよ!!」 ってねぇ~・・・。 なんだかその子が可哀想で、慌ててかなくんの手を引っ張って その場を離れました。その男の子にはきちんと挨拶をして立ち去ったのですが 振り返ると尚も子供を問い詰めていました。 なんでそのお母さんがそんな態度をとったのか分からないけれど 最後まで私と会話しようとしなかったし、子供にも「どうしてあの子と関わるの?」 とでもいうような感じのことを言っていて、ちょっと凹みました。 今まで好意的なお母さん方ばかりと接してきたので、 それに慣れていたのかもしれません。 そのお母さんが悪いとはいわないけれど、世の中いろんな人がいて 改めて難しいなと感じました。 かなくんのナニが気に障ったのか、気に障っていたのかどうかも 定かではないけれど、後味の悪い思いをしたのは事実でそのお友達にも 悪いことをしたな~と思いました。 子供たちが好意的に接してくれればくれるほど、当たり前のように 受け止めてしまっていた私も悪いのかもしれません。 いろんな親御さんがいて、いろんな考えがあって当たり前ですもんね。 今までがとても順調にきていただけのことかもしれません。 とにもかくにも、今日もいろんなお友達にあれやこれやと お世話をしてもらったかなくんです。 お友達と関わるようになったことによって、家の中でかいくんとも 自分から積極的に関わろうとするようになったことは事実で もしかしたら彼の人生の中で健常のお友達と一緒に生活することは 保育園生活の間だけかもしれなくて、そう思うといろいろな考えはあれども やっぱり今の環境というのはかなくんにとって意義のある大切な環境であり 時間であることは間違いないと思います。 時々は「この子達と同じように生きていっているはずだったのに」と 不毛なことを思ってしまうときもありますが、私の気持ちは気持ちとして かなくんが快適に過ごしている今がとても有難いと思っています。 かなくんにもお友達たちにもいい園生活であってほしいと切に願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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