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August 2, 2007
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カテゴリ:かなくんの事
 お手伝いができるようになりました。

 『お手伝い』は、子供なら誰でも内容は様々だけれど
成長とともに出来るようになることだと思います。
 かいくんのこの夏休みのお手伝いは『お風呂掃除』。
といっても浴槽の中を磨くだけのことですが、毎日そのお手伝いを
してくれています。

 
 でもお手伝いができるようになったのはかいくんではありません。
なんとかなくんなのです!
 
 キッカケは保育園で給食の配膳の時に自分のお皿を自分の席まで
持っていくことがあります、と先生から聞かされたことでした。
 
 食べ物が乗っかったお皿を自分の席まで持っていく、ということが
あまりにも私の想像を遥かに超えた行動であったので、最初は
うっそ~!と思ったのですが、どうも本当のことらしいのです。

 おもちゃを持ち歩くとか、紙パックのジュースを飲むために
自分でジュースを持つとかという本人の欲求をダイレクトに満たす
行動なら今までにも多種多様な行動をしてきました。
 でも『物の入ったお皿を席まで持っていく』という行動は
あまりにも高度な行動で、例えば今までならそもそもお皿を
持ちたがらなかったり、お皿の中のものをその場で食べたくなってしまったり
そういう行動しかとれない子でした。

 それがお皿を持っていく、というので、半信半疑ながらも
先日家で夕食時に実践してみました。

 キッチンから居間までのわずか2メートルあるかないかの距離を
ご飯の入ったご飯茶碗を持ってテーブルまで歩かせる、ということを
やらせてみました。
 茶碗は落としても割れないようにとプラスチックの茶碗を使っているので
落とされても大丈夫、という考えもあって、割と気楽にやらせてみました。


 案の定最初は茶碗を持つのを嫌がって、なんでボクが持たなきゃいけないの?
とでもいうような腰の引けようでしたが、何とか手に持たせて背中を押して
テーブルまで行かせました。
 すると自分でテーブルの上に茶碗を置いたので、すかさずもう一度
キッチンに連れて行って、今度は私の茶碗を持たせてみました。
 

 そしたら今度は背中を押されなくても自分からトコトコとテーブルまで行き
ちょこんとテーブルの上に茶碗を置くことが出来ました!
 そこをまたすかさずキッチンまで連れて来て、今度は家族分のお箸を持たせて
様子を見ていると、そのまま回れ右をしてテーブルまで行きお箸を置くことが
出来ました!!




 もう、すっごく感動しました。
夫と2人茫然としてしまいました。

 何でもかんでもこちらが手を取り足を取り、導いてやらなければ
何もできないと思っていました。
 将来的に出来るようになるとしても、それはあくまでも将来のことであって
今現在、この子がこういう行動を取れる子供であろうことは全く予想しておらず
将来的に自分のことは自分でやれるように自立していってくれたらいいな~という
半ば希望的観測でしかありませんでした。

 
 それがやるんですよね。やれるんですよね。
スゴいですね、子供って・・。
 健常児からみればとってもスローペースかもしれないけれど
茶碗を運ぶことくらいなんでもないことなんだろうけれど
それでも今まで出来なかったこと・出来ないだろうと思っていたことを
軽くクリアーしてくれちゃうことに大きな感動を覚えました。

 その日からは毎日夕食時には家族全員分のお茶碗をテーブルに
運んでくれているかなくんです。
 最後はみんなのお箸をテーブルに置いて任務完了です。
最初のうちは手に持たせてやらなければいけなかったけれど、
今では茶碗を見ると自分から手を差し出してくれます。
 
 それは小さなお手伝いだけど、私たち家族の中では大きな成果です。
こうして一つ一つ自立に向けて彼が少しずつ成長していってくれることが
私たちの大きな希望です。

 かなくんが運んでくれるお茶碗のご飯はとても美味しいです。
大切に一口一口かみ締めながら、新たな感動に浸れる食卓は
1日の締めくくりに静かな嬉しさをもたらしてくれます。

 こうしていつまでも彼が運んでくれるご飯を食べられたらいいな、と
時には泣けそうにもなりながら(恥)、幸せな食卓があることを
心の底から本当に嬉しく温かく感じている今日この頃です。





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Last updated  August 2, 2007 09:53:01 PM
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