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カテゴリ:かなくんの事
昨日、かなくんの保育園に参観に行ってきました。
参観日というわけではなくて、私1人だけが個人的に かなくんの様子を見させてもらってきました。 保育園でいろいろなことをやらせていただいて、 いろいろなことができるようになってきているかなくんですが 家庭となると本人の甘えもあるようで、保育園で出来ていることが 家だとできなかったりやらなかったりということが多々あります。 本当にお友達の中でちゃんと園生活を送っているのかな?と 思うこともあって、今回保育園にわがままをいって参観をさせてもらいました。 私の姿を見つけると私の傍から離れない恐れが大きいので まずは廊下から教室の中を覗いてみることに。 教室のガラス戸にへばりつくように中の様子を覗いているオバさんは はたからみるとかなりアヤしい変質者のようでした~(汗)。 朝の会から始まって、起立して歌う歌などもフラフラと出歩くことなく 自分の席で立っていられました。 時々わけのわからない奇声をあげていたようですが、お友達と一緒に 歌を歌っているようにもみえて、始まって5分ほどで早くも母は感動(涙)。 そのうちにそぉ~っと教室に入っていったのですが、かなくんは 私に気づくこともないようで、そっと後ろからかなくんの様子を凝視。 この日は節分で使うお面作りをしていて、子供たちはそれぞれに 好きなキャラクターのお面に色塗りを始めました。 みると、かなくんも仮面ライダー電王のキャラクターの画用紙をもらい それにクレヨンで殴り書きしていました。 自分でいろいろなクレヨンを次から次にと持ち替えて、だんだん見えなく なっていく電王の顔(苦笑)。 それでも驚いたことに周りのお友達が加配の先生に 「かなちゃん、いっぱい塗っているね~。上手だね~」 なんて話してくれたりする場面も! 気に入らなくなって投げ飛ばしたクレヨンを拾いにいってくれる子や 上手だと頭を撫でてくれたりするお友達に私は頭の下がる思いでいっぱいに。 私と何度か目線があったのですが、私を気にするふうもなく というか、完全無視の状態で先生方も大笑い。 私にべったりくっついてしまわないかという心配は杞憂に終わりましたが なんだか寂しいようなヘンテコ気分も味わわせていただきました☆ 昨日は雨だったので、お面作りのあとは室内でおもちゃで遊ぶことに なったのですが、外遊びが大好きなかなくんは外にいけないことがわかると 一気に機嫌が悪くなり、その辺から私にまとわりつくようになりました。 それでもそれなりになんとかかんしゃくを起こすこともなく過ごしていて お友達が何人も関わってくれる様子を見られたことも嬉しいことでした。 給食を食べ終わるところまで参観して帰ってきました。 家では今彼のブームは『揚げ物』で、揚げ物以外はほとんど口にしない 日々が続いているのですが、保育園ではご飯も完食したし、おかずも 煮物をおかわり(!)する食べっぷりで、驚くやら呆れるやら・・。 食べるのも家では召使い(母)に食べさせろ、というなんとも横柄な 態度をとっているヒトが、お友達の中でフツーにフォークやスプーンを 使って食事を摂っていて、ちびっと怒りを覚えたりしました(汗)。 半日の参観でしたが、見事なまでに保育園と家庭での生活を使い分けていて 家では甘え放題でいる様子もよく分かりました。 保育園ではかなくんなりに社会生活を送っているんだなぁ、と感慨深く 思ったり、何もわからない自由気ままな1日を送っているものだと 勝手に決め付けていたのがそうではなく、場面場面で彼なりに頑張って 我慢したり、周りの様子を伺ったり、甘えられるところではたくさん甘えたり いろいろなことを考えながら生活していることが分かりました。 同級生のお友達の様子を見て、羨ましいというか、ちょっぴり 悲しくなったりするかもしれない、と参観に行く前は自分自身で そんなヘタレなことを思ったりしたのですが、お友達のみんなが とても自然体に関わってくれている姿を見て、特にそんな後ろ向きな 気持ちになることもなく、そういうのが自分でも嬉しかったです。 比べることではないけれど、つい比べてしまう私がいつもいて でも昨日はそんなことを感じることは一度もなくて、そのことが なんだかとても心地よかったです。 というよりは、お友達のみんながとっても優しくて温かい子供たちで 私にもたくさんお話をしてくれて、いつものかなくんの様子を教えてくれる 子や、できるようになったことを喜んでくれる子がいたりして そんな子供たちの姿に嬉しく思いながらもなんだかすごく感動してたりして 比べるとかそんなイヤな感情を持つことがなかったのです。 そんなこともお友達のみんなに感謝!でした。 親の関わらない場所で、そこにいる人たちと生活している様子は ほんのちょっぴりだろうけれども、確かに『社会性』を育んでいるようで 少しずつ彼なりの人生を、親が介入していってはいけない世界を 歩いていっているのだということを実感しました。 それはとても嬉しいことだけど、ちびっと寂しい気もしたりなんかして☆ それにしても子供たちのパワーはすごかった~~~。 先生方は本当にすごいなぁと思いました。 最後の方は完全に遊ばれていた私は、今体のあちこちが密かに筋肉痛です(恥)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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