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カテゴリ:かなくんの事
かなは、毎日元気に楽しく学校に行っています☆
親の送迎期間も終わり、 スクールバスに乗っての登下校。 元々バスが好きな子なので 毎日嬉々としてバスに乗り込んでいきます。 バスが発車するまでの短い時間に かなの座っている場所の窓越しに 母は一生懸命手を振ったり、 いろいろかなにアピールするのですが、 彼はそんな母のことなど我関せずで とにかくもう早く発車してください! みたいな感じなので(汗) 見送る私は寂しいったらありません。 それでも、 バス通学を楽しんでいる姿を見ると ホッと安堵したりしています。 先週末は初めての授業参観があり 不安半分楽しみ半分で出かけていったのですが、 きちんとイスに座って先生の話を聞いている姿に 何か圧倒されて、ビックリしてしまいました。 家庭訪問の際に先生からも 「日一日と落ち着いてきています」 と聞かされていたのですが、 半信半疑だったこともあって 本当に驚きました。 かなのクラスは6人クラスで 6人に対して先生は2人。 保育園時代は、 常に加配の先生がマンツーマンで かなにピッタリついていてくださって、 だからこそ安心できていたところもあり それが学校は6人に対して先生は2人で どうなるんだろう??と どの子も保育園では加配の先生がついていただけに 他のママたちと心配していたものですが、 そこは子供たち、たいしたものです。 先生の話によると、 最初の2、3日で子供たちは 先生が自分にピッタリ くっついてくれないと 早々と判断したらしく それからまた2、3日は 今度は先生の争奪戦が勃発(笑)。 各々が、 どうにかして自分の方に 先生の目を向けようとガンバったらしく わざと悪さをする子、 特に理由もないのにグズったり 泣き喚いたりする子と、 先生の関心を引こうと その子なりに努力したらしいです。 しかし、 今までのように先生がついてくれないと 判断してからは、どの子も、 自分なりに自分の力で いろいろなことにチャレンジする姿が うかがえるようになったそうです。 現に、かなも 加配の介助なしにイスに着席していて、 その姿は保育園時代からは とても想像がつかないわけでして 子供たちなりに考えるというか 諦めるというか、 そういう判断能力はスゴいなぁと感動しきり。 授業参観後にトイレに向かったかなですが、 トイレ終了後の手洗い時には、 なんと、 自分で手洗い場の水道の蛇口をひねって 水を出し、 そして手を洗ったら、 また蛇口を閉めていました! そして、ズボンのポケットから ハンカチを取り出して手を拭き、 そしてそれをまたポケットにしまい 何事もなかったように 教室に戻っていきました。 保育園の時も そして家では今でも 当たり前のように、 蛇口をひねってやり、 手を洗ってやり、 手を拭いてやり・・・。 自分の力で、 自分ひとりで、できるじゃない! やれる子なんだ、できるんだ!! 一人で満足にできないと 頭から決め付けて、 身辺自立の確立を願うそばから かなの自立の妨げをしていたようで なんだか頭を殴られたようなショックが ありました。 もうひとつ、驚くことは 学校に通いだしてから、 帰宅して玄関で靴を脱ぐと その靴を自分できちんと揃えてから 部屋にあがっていくようになったこと! そういう指導も学校で してくださっているらしくて、 私は小3のかいにも なかなかそんな躾ができないので かいはそんなことはしないのですが、 かなが覚えてきてするんですよね~。 その姿を見たときは 嬉しいというよりは、 もうびっくり仰天・たまげた気分で たまたまそのときの気分でやったのかと 思ったのですが、 次の日も、その次の日も きちんと靴を揃えている姿に 大げさかもしれませんが、 身辺自立の確立をみたような気になりました。 靴の脱ぎ揃えは とても小さなことですが、 小さなことからコツコツと、ですよね。 母がぴったりくっついて あれやこれやとお世話をしてやるのは 本人の自立の妨げになっていたのだと 反省している今日この頃です。 この先ずっと、 介助ありきの生活なのだと思っていましたが、 全然私たちがそばにいなくたって 自分で頑張っていけるじゃないの、と これからは一歩も二歩も引いた場所から 見守る立場で一緒に歩いていこう。 寄り添うのは心だけにして 少し離れた場所からかなを見守っていこうと 心に決めた私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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