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2009/10/02
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カテゴリ:テレビ

最初を見逃してしまい、非常に残念に思っています。

ハイビジョン特集「エリックとエリクソン~ハイチ・ストリートチルドレンの10年」


リゾート地として名高いハイチは、一方で政情不安と貧困にあえぐ国でもあります。
当然ながらストリートチルドレンも非常に多く、大人になってもスラム街から出ることは困難。
貧困から抜け出すには、資金を元手に商売を始めるか、祖国から出るしかない

双子のエリックとエリクソンには仕事を持っている親がいたのに
父親からの虐待から逃れるために家を出てストリートチルドレンとして生きてきました。
いまは20代になっている2人の日々に、10年前に撮影された子供のころの2人の映像を
はさみながら、ハイチという国を浮かび上がらせていきます。


ストリートで暮らしていても2人とも暴力や犯罪には手を染めていません。
贅沢を求めているわけでもない。
ただ、仕事を得て安定した生活をし、自分の家族をもちたいだけ。
なのに、現実は時には物乞いをする、その日暮らしの有様です。


大人になった2人はスラム街の6畳程度の窓なし扉なしの部屋に暮らしています。
あるときエリクソンは見覚えの無いマットレスが部屋に置かれているのをみて
エリックを問い詰めます。
エリックは寝る場所がない夫婦に、しばらく居ていいと連れてきたと話します。
怒るエリクソン。
誰かを置いてやる余裕なんてないのに、いつも人を連れてきていると。

エリックは静かに笑い、そして話します。

こんな暮らしをしているから、誰かを助けてあげられるんじゃないか。
路上で眠っていたことを忘れたのか。
行くところが無くなったひとを泊めてあげてもいいじゃないか。
僕たちだっていつ、寝る場所が無くなるかわからない。
そのときに彼らが助けてくれるかもしれない。
神様以外に、この地球で確かなものなんてなにもないんだ。




2人は工場から女性用のハンドバッグを仕入れてきて
街の食堂に集まる女性たちに売って歩きます。
バッグは完売。ひとつを残して。
そのバッグを手に、エリクソンはある場所へ向かいます。
スラムにある部屋のひとつには、若い女性と赤ちゃんの姿が。
バッグを彼女に渡したものの、中にお金が入ってると思ったと言われる始末。
しかしエリクソンは自分の息子を優しく抱き上げ、唄をきかせてあげます。
その唄は10年前、ストリートチルドレンをしていたころのエリクソンが
路上で自分に歌ってあげていた子守唄でした。

自分が生きてきたような人生を、自分の息子にはさせたくないんだ。


大切な息子のために洗礼式を行う決意をしたエリクソンは、父親の元に向かい報告しますが
来て欲しいとはどうしても口に出せないまま実家を後にします。
しかし洗礼式の当日に教会に現れた父親は、ゴッドファザーの役割を受けてくれました。
過去を許せる気持ちになれたエリクソンは涙を浮かべていました。



ある日のエリック。
近所で紐につながれて飼われている猫が鳴いているのを聞きつけ見てみると
紐が絡まり自由に動けなくなっていたのでした。
エリックは丁寧に丁寧に紐をほどいてやります。
楽に動けるようになったのを見届けると、ひょいひょいとどこかへ消えるのでした。

稼ぎが無く何も食べるものがないときは、近所へ余りものをもらいに行きます。
ボール一杯の炒めたご飯をもらったエリックは、スラム街の隅っこに座り込んでかきこみます。
いかにも空腹だったようでスプーン1杯口に押し込むと、合間に傍に居た野良犬にもスプーン1杯。
自分の口と 野良犬と 代わりばんこに。


子供でも犬でも、持ってるものは分け合う。
そういう暮らしが僕には豊かな生活に思えるんだ。




10年前、幼い顔つきのエリックが語っているシーンが映される。

僕にとってのデモクラシーは、分け合うこと。
持っているひとが持っていないひとと分け合うんだ。
それができればこの国はもっとよくなる。




青い青いタヒチの空と海。
はしゃぎ泳ぐエリックとエリクソン。
古いボートに乗り込み、エリクソンが紐を手繰ると、ボートはゆっくりと船先を沖に向けます。

どこへ行くんだい、エリクソン


にっこり、晴れやかな笑顔を見せるエリクソン。



テロップが流れた。

エリクソンは 20xx年 軍兵に射殺された



貧しさの中に居ても、汚れない心を持って生きるすがた
分け合うことへの揺るぎない信念
辛い目にあっても、許す気持ちを持てる強さ

どの国にいても彼らは「正しく」生きていけ、そして周りを幸福にしていける存在なのに。
殴られたようなきもちで、流れるエンドロールを見つめ続けた。


何度か再放送されているようです。
地上波でも放映されると思いますので、機会がありましたらごらんいただきたいです。
NHKならではの、説教くさくない密着したドキュメンタリーです。


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始めて日は浅いのですが
ある団体に毎月僅かな金額を寄付しています。
援助が必要な世界のこどもたちのための基金です。
わたしはずっと子供が欲しかったけれど、どうやら持たないまま人生を終えそうです。
それはまあ縁なのでしょうがないんで諦めた、けれど余所様のこどもでも、宝だなあ・・・
って思うようになりました。
もちろん、食うのが最優先だし、病死させないということも大事。基本。
わたしは「教育」が大事だと思っています。貧困から脱する手段は教育であると。
なのでそういうとこに募金しております。
以前は何年かやっていたのですが失職を機会にやめてしまい、それがずっと引っかかっていました。
ビンボなので恥ずかしいくらいささやかな金額だけれど、収入がある限りは続けたい。





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最終更新日  2009/10/02 02:42:04 PM
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