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カテゴリ:猫の話し
先日、子猫3兄弟を動物病院に連れて行こうとしていた時のこと キャリーバッグなど高くて買えない私は、ダンボールに少し大きくなってやんちゃになってきた 子猫3匹を入れて、飛び出しそうで心配なのでダンボールの開け口をガムテープで封をしました 閉じ込められた子猫たちは、外を走る車のエンジン音でさえびっくりして、箱の中で 「ミャーミャー」と泣いている 「う~ん、分かった分かった、もうすぐ着くから我慢してね~」 とダンボールに向かって語りかけ、行き交う人々は 「この人大丈夫かしら」 と不思議そうな顔 そりゃそうだ 傍目から見たら、ダンボールに向かって独り言をブツブツ言っている女が歩いているんだから で、その中の一人の中年女性が、箱の中の子猫の泣き声に気付きおもむろに 「子猫?」 と話しかけてきました 私はもしかして子猫が欲しいのか!?と微妙に期待しながら 「はい」 と答えると その女性は 「捨てないでよ!」 と一言 一瞬、何言ってんだこのおばちゃんと思ったものの、私は急に腹が立って 「はぁ???もう一回言って下さいよっ」 と言うとまるで何事も無かったように、そそくさと自分の家に入って行ってしまいました まぁ、確かにガムテープで封をされたダンボールから子猫の声が聞こえたら、 これから捨てに行くもの、と勘違いされても仕方が無いかと、自分のいでたちを 眺めながら納得しました それから数日後、彼が家に遊びに来ていた時に、 一人で病院に子猫を連れて行くのは少し心配だったのでついて来てもらうことに その日もダンボールに子猫を入れて、ガムテープで封をして 動物病院に向かう道すがら、急にそのおばちゃんを思い出し、 「そう言えばさ~、こないだこんなこと言われちゃってさ~、ムカついちゃったよ」 と笑いながら大きな声で話していると、 なんと、そのおばちゃんが私の脇をすーっと自転車で走って行た 「ぎょっ… あのおばちゃんっすよ」 なんという偶然… 聞こえてなかったみたいで良かったけど、 子猫3兄弟によっぽど縁があるんだな、このおばちゃん、と思っていたら、今日も会ってしまった しかも今日は私一人 子猫に縁があるんじゃなくて、私に縁があったのだ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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