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吉兆の「使い回し」のこと。
子どもの頃、デパートのレストランで「パセリは洗ってまた使うねんで」なんて、半分冗談半分本気みたいなこと、おじいちゃんが言ってたなぁ・・・。おじいちゃんは、むかーし食堂やってたって(戦前のことで、寡黙なおじいちゃんと愛想のないおばあちゃんだったからか、店は短命だったと聞いている)、今思い出したから、案外本当の発言だったのか。 余談だが、わたしの料理好きは、おじいちゃん譲りなのか? 「使い回し」。明らかに手をつけていないものを「再利用」したってことらしいが(エコです!)、明らかに手をつけてなくても、お客に出すのはあんまりでしょ。「まかない」でも作ったらどうなの? 材料費は、最初のお客さんでペイできてるから、儲かるよね(笑) わたしは、もうひとつびっくりしたのは、「刺身のつま」は別として、鮎の塩焼きを手つかずで残すお客がいるということ。 高級料亭に和食を食べに来て、鮎の塩焼きを食べないってどうよ。焼き物ってメインに匹敵するものでしょ? もし「川魚がどうも苦手」なんだとしたら「苦手だから、別メニューにしてほしい」って言えばいいのに。それを言えない「お客」もお客としてどうかと思うのだ。スマートなお客じゃない。もし、「いえ、当店ではメニューの変更はいたしかねます」と言われたら、それは高級料亭、いや料理を出すお店としては失格だと思う。 それって、料理を作る人、食べる人、お互いの思いやりが足らないって、わたしは思うのだ。しかもこういう料亭を利用する人たちって、子どもじゃないのに。 接待で利用するお店なんだろうから、招かれる方としては、そういうことは言えないのかなぁ。接待なんてされたことないから、わかんないけれど(笑) どうせ接待だから残したって、どうせ接待=会社経費なんだから、相手が食べようが食べないが、関係ないやん。みたいな考えが働くのかなぁ。ようは、吉兆に連れてきたったってことに意義があるのか? 吉兆もおかしい。そんなにたくさん(再利用したくなるくらいの)、鮎を食べない人がいるのに(残飯率が高いってことでしょ?)、ずっと鮎の塩焼きに固執するってのも、納得いかない。人気がないんやったら、コースからはずせばいいやん。好きな人だけの別メニューにすれば、いいやん。 ほんまどっちもどっちや! 産地を偽装してたってのもね、○○産っていうよりもね 「吉兆板長が、今、一番最高のものを。そのた産地はいろいろ変わります」というほうが、わたしは好きだなぁ。たとえ嘘でも(爆) なんか、うまくいえないけれど、食は豊かなんだけれど、なにか忘れてるように思うなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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