「心はいつも何かの小さなブラシのようなもの」
【心はいつも何かの小さなブラシのようなもの】 小さな詩人 (=ハロルド1009) 2019.8.4
何かの小さなブラシなんだ
そのブラシで磨けば
磨いた歯のように
ピカピカなんだ
何かの小さなブラシなんだ
そのブラシで心を磨けば
言葉はやさしく出て
ピカピカに光る
簡単なことさ
心を磨けば
あの人たちのように
生まれ変われずはず
何かの小さなブラシなんだ
そのブラシで磨けば
磨いた心の口元から
ニコニコなんだ
何かの小さなブラシなんだ
磨いた口元から
心はやさしく言葉にあふれて
あの人もあの子も光る
本当に
何かの小さなブラシなんだ
そのブラシで磨けば
人の笑顔が増えるから
ピカピカニコニコ光る
残念だけど
僕は人の笑顔は
あまりたくさん
見つけられなかった
だけど心はいつも
何かの小さなブラシのようなもの
何かの小さなブラシのようなものだから
だから
あなたは僕よりも
ずっとたくさんの笑顔を見つけて