|
カテゴリ:カテゴリ未分類
お向かいの奥さんが亡くなってしまった。
同い年くらいかと思ってたけど43歳だったそうだ。 たまーにシンナーの匂いを嗅ぎに来るお向かいさん。 2月ぐらいだったと思うけど、久しぶりに遊びに来たのでシンナーが恋しくなったのかと思って話を聞くと、奥さんが入院したとのこと。 ゴミ当番などで迷惑かけるかもって。 そして先月のいつだったか? 話しかけて来たので今度こそシンナーだろ?って聞くと 「余命を言われた・・・」 そして昨日の朝に亡くなった。 今日の夕方に聞いた。 晩に奥さんの顔を見に行って来た。 とても綺麗な顔でホンマ寝てるだけみたい。 良い夢見てるみたいに微笑んでる。今にも起きそう。 ここのお父さんはめっちゃ喋り。 いつだったか昼過ぎにちょろっと遊びに来て、話が盛り上がって夕方まで。 お向かいの庭からウチの工房はまる見え。 奥「何時間喋ってるの!いい加減にしなさいっ!!」 次の日に 奥「昨日はウチの人がすみません、あの人喋りやから、もー」 俺「楽しかったから良いですよ~」 またこんな風に喋り出しそう。 家のことはお母さん任せで何処に何があるかわからいお向かいさん。 お向「写真が何処にあるかわからん~出てきたと思ったら20年前のピチピチしてた時のやつ、聖子カットが笑えますやろ」 俺「これを使えってことちゃいます?」 お向「もっとおもろいのが出て来ましてん」 目に涙を溜めながら、思い出を語る喋りのお向かいさん。 お向「また私をネタにしてって怒ってるんやろな」 微笑んでるような奥さんの顔が少し怒った顔になってるように思った。 喋りのお向かいさんのことをちゃんと見てくれてるんだなって。 明日の晩に通夜。 明後日がお葬式なので7日は休みます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|