テンパった父ちゃんカッコイイ?
Shixから出来ましたコール。カミさんに車で送ってもらい、待ちに待った御対面!「自分のショベル速いなァ五速やからかな?はたまたJカムのおかげかな?」どうやら俺のショベルは速いみたい。早速エンジンをかける。ドキドキハンドチェンジ。まずはかかとでクラッチを切り、ギアを入れる。嗚呼懐かしい乾式クラッチの音。爪先でペダルを押しながらクラッチを繋いで行き前進!が!イマイチ繋がるタイミングがわからん。ウンゴウンゴいいながら一応前に進む。変な汗が額から湧き出てくる。『家に帰れるのか?』ヘタレな俺が俺にささやく。左足が地面に思わず着いちゃう。「父ちゃんカッコイイ!」メット中は変な汗びっしょりな父を褒めちぎる優月。ありがとう!でも今とても必死です。ベテランスーサイドのショベルが普通に練習真っ盛りの目の前を駆け抜けていく。手を振ってくれた。めっちゃ笑顔で、まるで激励してくれているみたい。ひきつった笑顔を返した。何とかまっすぐ前進は出来て来たので思い切って帰ることにした。阪奈までフラフラウンゴウンゴしながら走る。ウインカーを出せない。人生最大の難関と化した阪奈道路。「スペースピープルカモンカモンっ!」窮地に立った時これを唱えると勇気が出てくる。それがどうしてどうして、ハンドチェンジもうマスターしたかも?なんとカーブが楽しい!!ハンドチェンジばんざーい!バイクはやっぱりおもろ~い!そして無事家に到着。とりあえずロッカーにしてよかったと心から思う。そしてウインカー結局出すこと出来ず。Jカムに換えたの実感する余裕なし。Shixには間に合わせてくれてマジ感謝!社長が出発する時に「宣伝になるバイクになったな」めっちゃ嬉しかった。