星と月のおしゃべり

車に乗ると突然何やら歌いだしました。

　♪でんでらりゅ～ら～　でてくるばってん　でんでられんけん　でーてこんけん♪

むむ？それはＮＨＫ「にほんごであそぼ」に出てくる歌じゃないですか。

おそらく長崎弁で、意味は全く分かってないはずだけど歌詞はだいたい合ってます。

毎朝、という訳ではないけれど、週に何回か耳にしていたら自然に覚えてしまったようです。


　「でんでら」の歌詞はこちら。

　　　でんでらりゅうば　でてくるばってん
　　　でんでられんけん　でてこんけん
　　　こんこられんけん　こられられんけん
　　　こん　こん


耳で聞いただけの歌をそのまま歌えるこの時期。

日本語でも英語でも、意味があってもなくても、関係ないみたい。

言葉の響きやメロディーラインに惹かれて、つい口ずさんでしまうようです。

　

夜には部屋を

　♪でんでら　でんでら　でんでら　でんでら♪

と歌いながら走り回り、お風呂では

　♪しゃばじゃばじゃ～♪

と歌ってました。


　「南無釈迦」の歌詞はこちら。

　　　なむしゃかじゃ　しゃばじゃ（しゃばじゃばじゃ）
　　　じごくじゃ（しゃばじゃ）　くじゃらくじゃ
　　　どうじゃこうじゃと　いうがおろかじゃ
　　　（しゃばじゃばじゃ　あ～）


聞いたことのない人には？？？な歌ですよね。

　

かい☆には英語が話せるようになって、自分の世界をどんどん広げてほしいって思っています。

でも日本人なんだから、まずは日本語の持つ美しい響き、リズムを知ってほしい。

そういう点で、この「にほんごであそぼ」はとってもいい番組だと思います。

今、小学校の国語の授業に「暗唱と音読」を重視した古典の指導を盛り込むという検討がされているそうです。

日本語好きのハハとしては大賛成。

もう少し大きくなったら、一緒に古文を読んだり、古典芸能を見たり、百人一首を覚えたりしたい。

そうして、楽しみながら日本語の美しさ、日本の素晴らしさを感じてくれたらいいなぁ。。。