星と月のおしゃべり

日曜日は、めずらしく

　「きりんさん　みたい！」

というかい☆のリクエストで、パパとかい☆の二人で豊橋総合動植物公園（愛称：のんほいパーク）に行ってきました。

ママは今週もお留守番です。淋しいなぁ･･･。


お昼前、動物園の入り口の前から、

　「ついたよー！　いまから　いってくるねー！」

とテレビ電話がありました。

最近、パパの携帯もＦＯＭＡになったお陰で、携帯同士でテレビ電話が出来るようになったのです。

　「行ってらっしゃーい　きりんさんによろしくねー」

と手を振って、バーチャルにお見送りしました。


アフリカ園はとっても広く、キリンは遠くの方に１頭いるだけ。

　　　

　「きりんさん　ひとつだねぇ」

　「うん、一人だね　寂しそうだねぇ」

　「きりんさんの　おとうさんとおかあさん　おかいもの　いったんだって！」

　「へー、誰に聞いたの？」

　「きりんさんの　あかちゃん！」

パパいわく、とても赤ちゃんとは思えない立派なキリンだったそうですが･･･。


動物園を一通り見て、木陰のベンチでお弁当を食べて、次は遊園地ゾーンへと。

先々週行ったラグナシアは身長90cm以上でないと乗れないものが多く、わずかに満たないかい☆は子ども汽車に乗っただけでした。

今日の遊園地はほとんどが身長制限なしで、年齢制限もなかったそうです。

かい☆は並んでチケットを渡すたびに

　「３歳未満はチケットいりませんよ」

と係の人に親切に言われ、パパは意地になって（?）

　「３歳です！」

とチケットを渡したそうです。


遊園地を後にして、車でラグナマリーナへ移動。

しばらくヨットでくつろいでいた時、ふと、今日のきりんさんのことを思い出したようです。

　「きりんさん　ひとつだったねぇ」

　「うん、そうだったね」

　「きりんさんの　おとうさんとあかちゃん　おかいもの　いったんだって！」

　「じゃあ　お母さんが一人だったの？」

　「うん　おかあさん　ひとりぼっち･･･」


　「ママ待ってるから　おうち帰ろうか」

　「うん！」


そうして、いつもより少し早めに、夕ご飯を買って帰ってきてくれたのでした。

パパ、かい☆、ありがとう。

ママが元気になったら、今度は一緒に連れて行ってね！