星と月のおしゃべり

昨日の夜、パパとかい☆がお風呂で何か話していたので、扉の外で聞き耳を立てていました。

　「もうすぐママの誕生日だよ」

　「どうして　ママの　たんじょうびなのぉ？」

　「この間かいちゃんの誕生日があって、その後パパの誕生日があったから、

　　今度はママの誕生日が来るんだよ」

　「ふーん」　　

　「ママの誕生日になったらケーキ買ってきて、ハッピバースデートゥーユーって歌ってあげような」

　「うん！」　

むふふ。聞かなかったことにしておこうっと。

　　　　　　　　　　　　

さて、今夜の寝かしつけ担当はママ。

先日、ママと一緒だと寝れないと言われたので、ママは名誉回復に必死です。

寝る前の絵本は、パパが拒否する長いお話もＯＫ！

そうしてかい☆が選んだのは、「こんとあき」と「せかいでひとつだけのケーキ」。

　　　　　　　　

「こんとあき」を読み終わった時点でママはもう眠かったけれど、がんばって「せかいでひとつだけのケーキ」も読み始めました。


　　　きょうは　ママの　たんじょうび。

　　　ゆうたは　ママの　たんじょうびに

　　　けいかく　していたことが　ありました。

　　　こっそり　プレゼントを　かって

　　　ママを　びっくり　させることです。

　　　かう　ものは　とっくに　きめて　あります。

　　　ケーキです。


そこまで読むと、

　「かいちゃんねー　パパとケーキやさんいって　ママにケーキかってきてあげる！」

　「ほんとぉ？　うれしいなぁ～」


　　　ママは　ケーキが　だいすきなのです。


　「ママ、ケーキ　だいすきなの？」　

　「うん　大好きだよ」


読み進めていくと、ゆうたくんとももちゃんがようやくケーキ屋さんにたどり着きました。

　
　　　ケーキやさんの　ショーウィンドーには　おおきな

　　　デコレーションケーキが　いくつも　かざってありました

　　　その　よこには　チョコレートや　キャンディーで　できた

　　　おしろや　おうちも　ならんでいました。


本の中に描かれたいろんなケーキの中で、一番大きくててっぺんにお星様がついた４段のウェディングケーキを指差し、

　「ママに　これ　かってきてあげる！」

　「えー、こんなに大きくなくていいよぉ」　

　「このおほしさまは　チョコレートなんだよ」

　「そうなの？　おいしそうだねぇ」　


えへへ、誕生日が楽しみだなぁ～♪

ゆうたくんのママと同じように「おなかもいっぱい　むねもいっぱい」になれるかな？