星と月のおしゃべり

昨日は台風の風が吹きすぎて、カイトに乗れなかったパパ。

今日も少しだけ行かせて･･･、と朝から海に出かけていきました。

夕方にはかい☆をプールに連れて行く約束をして･･･。

　　　

お昼前、家の向かいの美容院でかい☆の髪を切ってもらっている時に、携帯がなりました。

パパからです。

　「ママ、ごめん･･･」

　「なに？　どうしたの？」

　「骨折しちゃった･･･」

えーっ！！まじでぇ？

左足を氷で冷やしながら、自分で車を運転して家に向かっているとのこと。

海から家までは１時間かかります。


急いで家に戻ってかい☆にお昼を食べさせ、救急外来に電話を入れているとパパが帰ってきました。

ウェットスーツをカッターナイフで切り裂き、服に着替えて大学病院へと向かいます。

ママは久しぶりの車の運転で緊張。（パパの車はデカい･･･）

緊急入口前でパパを降ろしてから駐車場に車をとめて、かい☆と二人、待合室で待っていました。


しばらくして、診察室から車椅子に乗ってパパが出てきました。

それを見たかい☆は、驚くでもなく、悲しむでもなく、極めて冷静に一言。

　「パパ　こまったねぇ･･･」

　　　

さあ、本当に困ったぞ！

手術になったら、今日は入院？

会社までタクシーで通勤？

かい☆の保育園の送り迎えは？

土曜日の運動会の親子競技は？

さくらの朝晩の散歩は？

ママの誕生日のケーキは？？？


いろんな問題が頭をめぐりました。

が、レントゲンの結果、骨に異常はなさそうとのこと。

痛みと腫れが相当ひどいのでしばらくは松葉杖の生活ですが、回復は思ったより早そうです。

まぁ“不幸中の幸い”ということで、パパには当分おとなしくしてもらいましょう。

　　　

　「かいちゃん、パパ怪我しちゃったから　明日から保育園一人で行ってね」

　「どうやってぇ？」

　「歩いて」

　「かいちゃん　ひとりで　いけないよ」

　「道分かるでしょ　大丈夫だよ」

　「くるまがくるから　あぶないんだよ」

ごもっとも！

冗談で言ったけど、この時ばかりは真剣に心配してました。

ま、何とかなるでしょう。