テーマ:子供の一言(495)
カテゴリ:ママ
ママはまーちゃん(姉)に「何か欲しいものない?」と聞かれたので、「冬用のスリッパが欲しいな~」とリクエストしたら、中がボアになったあったかーいスリッパが届きました。
それを喜んで履いていると、夕食中、かい☆がふと足もとを見て言いました。(我が家のダイニングテーブルは透明なガラスなのです) 「ママ、あたらしい スリッパだねぇ」 「うん、まーちゃんにもらったんだよ」 「ふーん」 と、しばらく考えた後、 「ママ、ちゃんと ありがとう いった?」 と言われてしまいました。 「言ったよー」 「まーちゃんに?」 「そうだよ」 「かいちゃんの まーちゃん?」 「ま、まあ そうだよ」 「ふつうの まーちゃん?」 「普通のって何よ・・・?」 かい☆も一緒に絵本とお菓子をもらったのに、大好きなまーちゃんを取られたような気がしたのか、何だか悔しそうでした。 ちなみに、かい☆が今回もらった絵本はこちらの二冊。 まーちゃん、素敵な絵本をいつもありがとう。 「ファーディとおちば」 作:ジュリア・ローリンソン 絵:ティファニー・ビークス 訳:木坂涼 秋にぴったりの、優しさあふれる絵本です。 こぎつねファーディは大きな木の葉っぱが、だんだん茶色くなってきたことを心配します。 「すぐによくなるよ」と声をかけても葉っぱはどんどん茶色くなり、とうとう1枚落ちてしまいました。 落ちた葉っぱを拾ってはまた木に結びつけるのですが、強い風が吹いて葉っぱは最後の一枚に。 何としても最後の葉っぱを守ろうと木に登ったものの、それも落ちてしまいます。 「まもってあげるっていったのに、ぼく、そういったのに」 ・・・ファーディの優しい心が切なくて、泣けてしまいます。 でも、葉っぱをなくした木のことが心配で早朝見に行ったファーディの目に映ったものは・・・! ティファニー・ビークスの描く秋の色がとても綺麗で、最後の絵には素敵な仕掛けがあります。 まだ邦訳が出たばかりの本ですが、今年一番のおすすめです! 「モグとコロロ」 文:なだゆみこ 絵:おまたたかこ モグラのモグは寒くなったある日、「さむいよ~」と泣いている何かを見つけました。 名前はコロロだと言いました。 モグはコロロをあったかい土の中の家に連れていってあげて、一緒に歌ったり遊んだりしました。 それからコロロはしばらく眠り、目が覚めると「おしりとあたまがむずむずする・・・」 頭から緑のつのが伸びて、ある日とうとうモグのお家を突き抜けてしまいました。 そして何日かしたある朝、コロロは見事な花をたくさん咲かせたのです。 「コロロ!おはなになったんだね!とってもきれいだよ」 そして二人はこれからもずっと一緒にいようね、と誓うのでした。 絵本の帯には大きく“環境絵本”とありました。 ヒヤシンスの球根を栽培したり、こんな絵本を読んだりして、子どもたちが植物を見守る優しい目を持ってくれたらいいなぁって思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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