星と月のおしゃべり

前回のインフルエンザ予防接種から１ヶ月。

今日はいよいよ２回目の接種日です。

前回の接種の後、副反応で赤く腫れてしまい、３日くらいとても痛がっていました。

それを覚えているので、もう注射を嫌がることは目に見えています。


なんて言って連れて行こうかな～と考えながら車に乗せ、シートベルトをしてから話しました。

　「今からお医者さん行こうね～」

　「おいしゃさん　やだぁ！」

　「行こうよー」

　「どうして　いくのぉ？」

　「かいちゃんに悪いところがないか、診てもらおうよ」

　「かいちゃん　わるいこと　してないよぉ」

　「うん、悪いことしてないね　悪いところがないか診てもらうんだよ」

　「わるいこと　してないよぉ･･･」

注射するんだよ、なんて間違っても言えません。


病院に着きました。

　「ここ　どこぉ？」

　「お医者さんだよ」

　「どうして　いくのぉ？」

　「かいちゃんが　元気かどうか　調べてもらうんだよ」

　「かいちゃん　げんきだよ　どうして　いくのぉ？」

　「そうだ　体力測定してもらうんだよ」

　「たいりょくそくてい？」

　「うん、サンタさんもやってたでしょ」

　「たいりょくそくてい　いくいくー！」

とたんに機嫌が良くなり、張り切って病院の中に入っていきました。



このところ５日連続で読んでいる「あのね、サンタの国ではね･･･」の絵本。

サンタの国の一年間が描かれていて、今一番のお気に入りです。

１月からお話が始まり、５月にはサンタさんたちが体力測定をするのです。

胴まわりや体重は、特にしっかりはかります。

なぜって、あんまり重くなるとトナカイがすいすい空を飛べないから！

たくさんのサンタさんが、並んで順番に体重計に乗るシーンが描かれています。


受付で用紙を記入し、待ってる間はおもちゃとお菓子で間を持たせ、いよいよ名前が呼ばれました。

先生の前に座り、前回の副反応のことを話すと･･･。

　「それは小児科の先生の見解を聞いたほうがいいですね　うちではちょっと打てません」

と言われてしまいました。ガーン！！　（連れて行った病院は普通の内科でした）

ようやくなだめて連れてきたのに、なんてことでしょう。


結局、何もしないで診察室を出ると、

　「どこで　たいりょくそくてい　するのぉ？」

　「どうして　ポンポン　しないのぉ？」

と不思議がるかい☆。

　「かいちゃん元気そうだから　やらなくていいってさ」

さぁて、次はどうしよう･･･。