星と月のおしゃべり

かい☆は小さい頃から積み木やブロックにあまり興味を示さず、創造することが得意ではないと思っていました。

ところが最近、レゴブロックにはまり出したのです。

それも、自分がもともと持っていた幼児用の大きなブロックではなく、友達から譲り受けた中・上級者向けの小さいブロックです。

綺麗に色分けされたブロックの山を、１色ずつリビングに持ってきては何かしら作ります。

白いブロックで「病院」を作ったり、黒いブロックで「自動車工場」を作ったり、これが意外にも大作なのです。


ある時は、黄色いブロックとタイヤのパーツを使って、いろんな形の車を作っていました。

それを見せながら、

　「ママ　これであそんでね」

　「げんかんにもってって　あそぼうか」

　「ちょっとあそんだら　こわして　おもしろいくるま　つくろうか」

　「ね、そうしようか」

この言い方、まるでお友達や妹に話してるみたい。


　「ちょっと　おしっこしてくるね」

　「ママ　これ　こわさないでね」

　「こわしたら　おもしろいくるま　つくってね」

　「かえってきたら　わぁどうしてこんなくるまになったんだろう　っておどろくからね」

最後のセリフ、とっても芝居がかっていました。


　「みて！　このくるま　すごいでしょ」

　「ママ　これつくれる？」

　「かいちゃん　つくれるよ」

　「ママも　つくってみようね」

どうもママはなめられてるような気が･･･。


ただレゴで遊ぶだけのことでも、手先が器用になったこと、想像力が豊かになったこと、創意工夫できるようになったこと、いろんな成長が感じられて嬉しい。

もうすぐ4才の誕生日を迎えるけれど、着実に大きくなってるなぁ～。