目からウロコの一枚のグラフ
大変にタイムリーなタイミングで目についた一枚のグラフ。 以下のグラフは日経新聞のコラム「目からウロコの投資塾」より。 縦軸に価値、横軸に時間を示して、金利が想定する経済成長と現実の経済成長を表したグラフ。このズレが金融の歪みを生むと書いてある。 最近気になっていたことであり、目の前の霧が急にスウ~~ッと晴れていくような気がした。 近年、金融界で起きている一連のいろいろな現象が、これ一枚を見ているだけで、ある程度、説明つけられるような気がしてくる。 この図を切り口にいろいろな事象を考察してみたい。 それにしても、的確にポイントを得たグラフの威力はすごいものがある。 到知出版社発行 安岡正泰著 「安岡正篤 一日一言」から引用 三上の読書 つまらぬ小説や愚論に類するものはなるべく読まぬように すると共に、心が浄化されるような立派な書を読むべきである。 特に朝、それも一時間とは言わぬ、三十分でよい。 昔の人も枕上、馬上、厠上の三上の読書ということを言って おるが、私は長年必ず厠で読むことにしておる。 厠で読むだけの時間であるから、何枚も読めるものではないが、 十年、二十年と経つと、自分でも驚くほどの量となる。 しかもこれは数量の問題ではない。その時に受けるインスピ レーションというものは、到底書斎の中で何々の研究などを やっておって得られるものではない。 況やこれから安眠熟睡しようという枕のほとりにおいておやで ある。寝る前に週刊誌等を読むのは最も愚劣なるものである。