時空を超えて思いを馳せたひととき
伯父の旧蔵資料を基にした研究会が開かれることをネットで知り、今日、時間を作って参加してみた。 東大正門前で守衛に聞いて歩くこと10分程度。近くまで行き、また尋ねてやっとたどり着いた。場所は赤門からすぐの学術交流棟。別名小島ホールというらしい。 出席者は20数名。講座内容は「華北経済侵略の起点と終点」15枚程度の資料を基に説明が進む。しばらくして伯父の名前が出てくる。苗字の説明から始まり、生まれた年、場所から亡くなった年まで、紹介される。 途中で、当時の資料が紹介され、伯父の肉筆の字にも出会う。なんということだろう! 最後に「遅くなりましたが、」とお話をして、教授と名刺交換をさせていただいた。 小さい頃に正月になると、それなりの正装をして、家族みんなで伯父の家を訪ねた記憶が蘇った。 もう亡くなって35年近くたつが、時空を超えて思いを馳せたひととき。そして、インターネットの威力を感じたひとときだった。