ホキ美術館
昨秋にオープンしたホキ美術館。ツイッター仲間にも情報をもらっていながら行けずにいた。ここしばらくは、あまり動き回れる気分でもなかったが、天気も良かったので、今日、訪ねてみた。 土気の「昭和の森」の脇にあり、周りは住宅地でとても静かな場所にある。 個人所蔵の写実派の絵画を専門に集めている美術館であるが、その建物のユニークさも鑑賞の一つとなっている。 中に入ると回廊の様になっていて、その両サイドの壁に作品が展示してある。 足元からはガラス越しに外部の光が入り込む構造に。 写実と言うだけあって、写真以上にリアルさが漂う。人物画、風景画、静物画などが。 人物画では髪の毛や顔の表情、体、手、足、風景画では光の描写、静物画では陶器やガラス器など、思わず近づいて本当に書いたものか確かめてしまうほど。 近づいてみると、こんな風に書いているのかという再発見もある。 作品を完成させるのにどれだけの時間を‥、その気力や体力に敬服せざるを得ない。 あれっと思う作者にも出会った。何と中学での美術の先生。もう80歳を超しているが、その画には魂がこもり、とても高齢で書いたとは思えないほど。 気分をリフレッシュして帰宅した。