一通のハガキ
誕生日に同級生から一通のハガキをいただいた。名づけて還暦バースデーハガキ。 青インクでの肉筆メッセージに、当時の出会いから今に至るまでの場面が思い浮かんでくる。 考えてみれば、中学高校と同じクラスになったことがなく、学生時代はあまり言葉を交わしたことはないように思う。 あっ、そういえば一度だけ記憶に残っていることがある。高3の時、初めて競馬をやった時に、彼にたしか馬券の購入を依頼したはず。彼はその頃から競馬を愛していた。 そんな感じだったけども、、卒業後はクラスなどは関係がなくなり、いろいろな機会を積み重ねて、交流を徐々に深めていった。 暦が一巡したこの節目に、来し方この道を振り返るに、大変に良いきっかけとなる、このバースデーハガキに感謝。 一人ひとりへのメッセージの配信は大変だと思うが、とても面白い企画なので広がれば面白いのでは? しかしながら、個人情報保護法なる法律が跋扈している現在は、これをたてに、何かをするにもままならない時代背景があり、このようなことは行いにくくなってきている。その「個人情報保護法」の光と影を考えてしまう。 たかが一通、されど一通。 早速、コンビニに行って、ハガキを5枚ほど購入してきた。 付加価値の高い一通のハガキに、いろいろな思いを馳せた還暦誕生日になった。